くも「あなた」や「私」という個人は、本当にどこにも存在していないのです。
ということは、「彼」とか、「あの人」という個人も存在していません。

でも、何かが生きて動いているわけで、それが愛といういのちです。この全体の中を貫いている愛が沢山の肉体を創り出し、その「肉体ちくわ」を通じて、外の物理世界が創られていきます。

もし、どうしても、自分は肉体なのだという考えを手放せないなら、百歩譲ってそれでもいい。それでもいいから、肉体は「通路」でしかないということだけは、せめて知っておいて下さい。内なる虚空と、外なる物理世界との間をつなぐ「通路」であり、「ちくわ」なのです。この「ちくわ」に目詰りがあるとき、それをエゴといいます。

「この願望はエゴのものなのでしょうか?それとも愛からでしょうか?」という質問自体がエゴです。そして、エゴが悪いのではないのです。エゴという錯覚に気付くために、エゴが創られてきたからです。
その質問を、【自分が】しているのだと信じているわけです。つまり、主人公(やり手)がいるなら、それがエゴということになります。

【自分が】話している。【自分が】混乱し、迷っている。【自分が】理解できていない。【自分が】怖がっている。これ、エゴの思いです。
実は、話しが起こっている。混乱と迷いが起こっている。理解の無さが起こっている。恐怖が起こっている。私たちという、見えない存在の外側で、それらの波動が起こっているだけ。
自分が怖がっている・・・のではなく、そういう思考が訪れただけだから、捕まえなきゃいいのです。捕獲しなければいいのです。わざわざ、つかまえて、いじくり回す。もしかして暇?(笑)

実は、苦しみも恐怖も、個人というこだわりの中でしか起こりません。自分が苦しんでいると思い込んでいるのです。いえ、実は、むしろそう思っていたい。苦しんでいる自分がいると思い込んでいたい。怖がっている自分が存在しているのだと思いたい。
自分がどこにも居ないなんて耐えられないし、プライドが許さないから、とにかくインパクトが強い何かにすがっていたい。自分という個人が生きていると強烈に思いこみたい。それがエゴの特徴です。

あなたは強烈に個でありたいし、個を強めたい。だから、個であることを思い込ませてくれるような思考を沢山かきあつめていたい。手放したくない。この【しがみつき】が、辛いことの正体なのだと、あなたがどこで気が付くのか、それが覚醒のタイミングです。
執着というものは、実は、お金やモノに対してではなく、エゴに対して最も強く行われているのです。
執着するな!というのは、欲望にではなく、エゴに対して言っている助言です。

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