私たちの人生は、運命づけられているとも言えるし、

いないとも言える。イエスでありノーでもある。

その両方です。で、実はイエスかノーかを選べる！

（私たちの気付き次第なのです）

私たちの中において、

肉体的なもの、物質的なもの、

精神的なもの、マインド的なものは、

（プログラムされているわけだから）

全て運命づけられていると言える。

従って、あなたが肉体や、マインド体や、

感情体に、ドップリと同一化している場合、

その割合に応じて、運命づけられていくことになる。

ところが、私たちの中の「何か」だけは、

常に未定で決定されておらず、

従って予期することも、予想することも、

予知することも不可能です。

その「何か」とは、あなたの純粋な意識です。

あなたが、自分の体と心の動きの

いずれからも接続を断ち、

同一化することなく、

体と心を超越した意識として

感じることができるなら、

その意識は運命路線からの接続が断たれる。

つまり、過去からの宿命を背負うことがない。

私たちが、物質的なものや

何らかのカタチに同一化するなら、

それは定められた運命に隷属することになる。

何にも同一化しないなら、完全に自由を得たことになる。

自分の本性を、純粋な意識として「理解」できた人は、

真の自由を知る。決まった定めも運命も無いと明言できる。

このように、自分を意識存在として理解することは、

私たちが体や心に全く同一化していない時にしか起こりません。

自分を人格としての存在だとか、

性格的な存在だと思いこんで、

そこに同一化したままでいるなら、

いかなる自由も不可能になる。

過去の因果の連鎖を繰り返すだけになる。