■１DAYセミナー（in札幌）にご参加された方々へ
雪が降る寒い中、真摯な思いでご参加下さってありがとうございました！
時が過ぎるのがアッという間でした。また、お会いすることを楽しみにしております。

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世間の多くの人が、
過去の重荷を自分の中に集めながら、
大量の不満、後悔、敵意、罪悪感を
一生たずさえて生きていきます。

時として、浄化し、クリーニングし、
ヒーリングを施しても、
「溜め込む傾向」は、全く変わらない。

溜め込んでは浄化し、
また溜め込んでは
癒すけれど、その繰り返しばかり。
結果として何も向上はしない。

人間というものは、
過去の古い記憶を延々と引きずって、
どこまでも持ち運ぶ傾向があります。

特に、苦しい感情ほど、
なぜか引きずるのです。
このような、過去の
苦しい感情の集合体（ブロック）のことを、
私は苦痛体と呼んだりします。

この感情的な苦痛体の
解放を可能にするには、
あなたの中に隠れている感情的な痛みを
ダイレクトに認識できるほどに、
あなたの意識が明確に
覚醒していなくてはならないのです。

あなたがこの痛みから目をそむけ、
他の何かに没頭して逃げていると、
この感情的な苦痛体は
放置されたままになります。

そして、この苦痛体は、
自らが生き残って肥え太るために、
新しいエサを
無意識に補充しようとするのです。
そのエサとは、
同じ周波数で振動している
同種のエネルギーのことです。

つまり、苦痛体は、
ネガティブな思考のエネルギーを
エサにするわけです。
愛と喜びにあふれた言葉や
感謝に満ちた思考を
食べることはできないから、
不愉快な思考をエサにして
消化していくのです。

したがって、多くの人が、
不安や怒りや反感
といったような重苦しい周波数と、
その周波数の原因となるよう思考を、
無意識に自分の全身に
吸収する傾向になっていくのです。

苦痛体そのものが、
感情的な苦しみを感じるような体験を
自ら好むということです。

苦痛体は苦しみ中毒であり、
苦しみ依存症ですから、
苦痛をエサにしながら生きていきます。

人間のシステムとしては、
一度でも感情的な苦痛に支配されると、
それを無意識に繰り返したくなり、
周囲の人たちに対しても、
同じような思いを味わってほしくなる。

ちょうど自爆テロのように、
自分はもう幸せにはなりたくないが、
かといって、他者が幸せであることも
許せないのです。

その理由は、
他者の感情的な苦痛を
自分のエサにできなくなるからです。
このようにして、自他ともに
心の傷と痛みを増やしながら、
苦痛体は肥え太っていこうとします。

よほど、意識が覚醒していないと、
重苦しい感情エネルギーを吸収して、
やがてあなたの全身が
乗っ取られていきます。

頭の中で反芻（はんすう）される思考は、
常に不足や不満をうったえ、
常に何かを非難し始めるけれど、
それらの歪んだ思考の声を、
あなたは無意識に
自分自身と「同一化」
させてしまうのです。

同一化した時点で、
感情的な苦しみ依存症が
開始されます。
苦痛体は、あなたのフリをしながら、
ますます不健全な思考を食べ続け、
さらに多くの歪んだ思考を
製造し続けます。