宇宙の万物全てが、「サムシング・グレート（大いなるすべて）」であるし、「無限のゼロ」であるし、「神」であるし、「超意識」であるし、「空」であるし、「光・素粒子」であるし、「大いなる和の心」（大和の心）であるわけです。
どの名前で呼ばれようと、本当に、源や原点はひとつであるのです。

そして、そこまでのことでしたら、今までにも色々な本に書かれていますし、講演会でも言われています。
では、その「無限の大いなる全て」というものの【特質】を、ここまで詳細に的確に書いたものがどれくらい存在しているかといえば、おそらく古事記くらいのものではないかと思うのです。

「いざ、栄えあれ！」
「いざ、栄えむ！」
という明確で強烈な意思を持つ【いのち】のことだと書かれています。

「大いなる全て」は、ただノベ～ッとして何もせず、ぼんやりとそこに在るだけのものではないのですから。
ノベ～ッとしたまま、そこに在るだけなら「創造主」ではありませんし、「大いなる全て」と言わしめるほどの【特質】として認定されるはずがありません。

「大いなる全て」「超意識」というからには、それが一体どういうふうに「大いなる」なのか、どういうふうに「超」なのか、明記できなくてはならないと思うのです。
「何となく分かったような気がする」ところまでを伝えるだけなら、煙に巻かれたような変な感じが残って、消化不良になる気がします。

私自身も、「空」というところに行きついたあと、もっともっと深く知りたいと願ったおかげで、古事記の中に、まさに「ご明察！」という感動を覚えることが出来ました。

現代でいうところの「不毛なマネーゲーム」や「ビジネスゲーム」のことを、すでに「かちさび」と言う表現であらわし、そこからの「脱出ポイント」のことを「みそぎ」とか、「うけひ」という表現であらわしております。

アセンションのことも「うけひ」で表現されています。