７月２５日のブログ
『永遠空間の開闢（かいびゃく）』には、
数名の方たちから、
感動の声を頂きました。

文字の奥があるような
異次元的な活字だと
言って下さった方もありました。

文字言語の意味を超えた領域を
直感的に
感じ取って頂き、
「虚空の深み」に触れて下さったことに
ものすごい喜びを感じます。

これが真の一瞥（いちべつ）
というものです。

そして、
「ブログでもう少し
永遠空間の開闢（かいびゃく）
について
伝えていただけませんか」
というオーダーがありましたので、
追加させて頂こうと
思いました。

ただ、一期一会の感動が引いてしまうと、
追加して書くに当たって、
あの瞬間の迫力は
完全に欠けてしまいますが、
そこはお許し下さい。

……………………..

真摯な決意（いのり）もせず、
ただ日常に流されて、
相変わらず
不自然な感情反応を続けて生きていると、
あなたの意識は、
プラス思考とマイナス思考の間を
「水平」に
ブレるだけで終わります。

そこには
意識の進化も
さらなる深まりも起きてきません。

意識が水平にブレているとき、
脳波は「横波」になっていると
言っていた博士がおられました。
（なんとなく分かります）

ところが、
意識がニュートラル（ゼロ）
になっていると、
脳波は「たて波」になり、
深く、高く推進することができます。

たて波が進んでいける「無限の奥行き」、
これが永遠性、
つまり愛なのだと
私的には感じています。

どこまでも、どこまでも、
虚空の愛は深くて、深くて、
まだまだ深い・・・。

ところが、
永遠の愛がどこにあるのか、
そしてどういうものか、
全く知らない人が多い。
万物の母（全母）
である虚空に、
意識を向けないできたからです。

見えない虚空のことを教えてもらっていないから、
経験していないし、
体感できないのです。
この永遠愛を感じられない時、
人間は
不幸のどん底に落ちます。

不覚の人間のキャラクター（自我）の中に、
どれだけ永遠愛を探しても、
絶対に見つからない。
だからお互いにガッカリして、
「愛が冷めた」とか「裏切られた」とか言う。
もしくは、ののしりあい、
ケンカばかりする。

ならば、永遠性（＝愛）を
人間を相手に求めるのではなく、
自らが虚空の永遠性に恋をし、
「そこと一つになりたい」と意図して（いのって）、
「あなた」が
永遠愛そのものに成るしかない。

これをキリスト教では
【神との結魂】と言います。
これが老子のタオであり、
タントラの真髄です。

決してイエス様との結魂
という意味ではなく、
イエスを超えて
虚空の永遠愛という「無限の深み」に
入っていくことを言うのです。

虚空との結魂ができていない場合、
人間同士の結婚生活や
誠実な結びが
うまくいくはずがないのです。

虚空の永遠空間を意識し、
そこに溶けて入っていくことは、
肉体を持ったままで
自我を手放し、
天国に入るという意味です。
これが「深い死」です。

あなたの意識を
ニュートラルなゼロ（＝今）に置き、
思考と感情に振り回されず、
ゼロからブレず、
そのゼロの奥の（垂直の）（たて波の）
繊細な周波数を
感じ取るようにして下さい。

永遠空間の愛を、
ただ感じて、感じて、感じていく。
そのためには、
無我になり、
全てを受け容れるという受容性（女性性）
が先行します。