インターネットなどの普及もあって、社会情報の伝わる速度は昔とは比べ物にならないほど速く、正確になっています。

情報を自分の中に取り入れるということは、ある意味、食事みたいなもので、いったんは自分の中に取り込み、必要のないものは捨てていく。

ところが、世の多くの人は、取り入れたものを捨てようとはしない。どんどん蓄積するばかり。

おなかが減っていなくても情報を次々と取り込んでいる。情報は四六時中、垂れ流されているので、人々は「精神的なメタボリック」になってしまっている。

暗いニュースや気分の悪くなるような情報でおなかをふくらませた現代人は、なおさら「世の中は暗いのだ」という感覚になりやすい。情報に洗脳され、本来自分の持っていた明るさまで自ら消してしまっている。

不景気だ、テロだ、というように、人々はどんどん暗くなってしまっている。

人は、食べものを体内に取り入れ、いらなくなったものを体外へ排出している。「入れたら出す」という行為、これは生命体として普通に当たり前の行為です。

ところが人間は、手にいれた知識・情報・常識といったものをなかなか排出しようとはしない。利益・権力・利権といったものにまで、いつまでもしがみつこうとする。

本来であれば、そういうものも、尿や便のように排出すべきものなのです。それが自然の摂理で、普通で、当然なことなのです。

自分が得たあらゆるものは、「手放す運命」にある。自分にとって、役に立たなくなったものばかりでなく、いいと思うものも、悪いと思うものも、わけへだてなく心の距離を置き、手放す。（手綱・気綱を放す）

人間が排便しなくなったら体をこわしてしまう。取り入れることより、むしろ出すことのほうが重要なのです。

いいこと、悪いこと、いったん自分の中に取り入れ、消化したうえで手放していくことが大切です。個人の都合で「これは残しておこう」としがみついてしまうと、心のバランスはどんどん崩れていく。

いいと思うものだろうが、悪いと思うものだろうが、排出せずにいつまでも抱えたままだと、やがてそれが腐ったり傷んだり（いたんだり）してくる。「これは良いものだから腐らない」ということはないのです。

でも、世の多くの人は、「これは一生懸命努力して手にいれたから」とか「何かの役に立つから」「社会で通用するものだから」という理由で大切にかかえこんでしまう。

そうやって、心のバランスを崩してしまった人々は、人間の嗅覚では察知できない悪臭を放ち始める。

「いいもの」と思われていることが、実はその人間を狂わせているということも沢山ある。だから、人々も世間もこのように狂っていく。

悪が悪を生むだけではなく、世の中で良いとされているものからも悪が生み出されているという事実も認識すべきなのです。

現代人が背負っているものは、生命体本来の姿に照らしあわせたとき、そのほとんどが捨てていいものばかり。そんなものが無くても、充分にイキイキと生きていける。

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◆１４日のバックアップ講座を受けられた方へ

今までにはない不思議なことが起こっておりました。講座が始まる前にも私にはその感覚が感じられ、最中も、終わってからも、不思議な感覚が続いていました。

ご参加されたほとんどの方は、もう浄化が終わったようです。ほぼ手放しが終わったようです。あとは、完全に新たな世界へのサイクルが開始となります。

今回、「講座を受けると決めた時点で、ご本人に自動的に進化が開始され、浄化が進む」ということはメッセージされていましたが、まさにその通りとなりました。すごい！

（ただ、脳がその状況に追いついていない。だから変な感じになるかもしれません。でも脳のほうが慣れてくると、今あたらしく起こっていることに、ちゃんと対応できていけます）

ついついクセで、古いパターンに戻ろうとされがちですが、意識を保って、今後に向かっていって下さればと願っております。

今後は、今まで以上に意識して、御自身についての「より偉大な見方」をし、御自身についての「より素晴らしい考え」を持つようになさって下さい。

私たちが、自分自身をどう見なすか、どう定義するか、どういう自分を宣言するか、などによって、本来の自然な愛や喜びがその質（クオリティ）を変えます。

古い自己、未熟な自己としての「見なし方」を捨てずにいるままですと、各自の本質が腐っていきます。

慣れ親しんだ自己を手放さず、慣れ親しんだ生き方を続けるとき、未知（新たな未来）を創造し体験することはありえません。ウンチ（古い自分）は排出しましょう。（笑）

アッという間の二時間でしたが、お会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。