（昨日の続きです）

 「さざれいし」とは

宇宙を生み出し　この星の　さかえを願う

神様のあつい思いなんだよ

さかえあれと

「き・み」といういのちが生まれることを

宇宙の神様が　願われたんだ

宇宙のなかで　

地球という星の　日本という国の

かけがえのない　大事ないのちとして

「き・み」が生まれてきたんだよ

「い」とは　神様の思い

「お」とは　おおいなる地球のことだよ

神様の思いが

地球の中まで　届くこと

それを「いわお」というんだ

神様の思いは　太陽として輝き

「いわお」となりて

海や風の音　大地の鼓動として

鳴り響いているんだよ

眼をつぶって

地球の中心の

輝く光を　かんじてごらん

まばゆい光は

太陽や　銀河の星　　宇宙の源とも

つながっているんだ

その輝きに　とけあえば

強いきずなで結ばれた

友達として　仲間として　生きていけるんだよ

「いわお」とは

地球に届いた　太陽の

さかえの心を　受け止めて

光のきずながつくり出す

ゆるぐことのない　土台のことさ

「こ」とは　ひとりのこと

「け」とは　すべてのこと

「こけのむす」とは　

自分という　一人のいのちが

地球という　すべてのいのちと

結ばれることだよ

国や　肌の色や　ことばの違いを超えて

世界のみんなが　たすけあうこと

動物や　草木　海や　大地のいのちの響き

すべてのいのちと　つながることが

「こけのむすまで」ということなんだ

お米の　ひとつぶ　ひとつぶが

きねでつかれて　とけあって

ひとつのお餅となるように

生きとし生けるすべてのものが

ひとつに溶け合い　輝くこと

これが　「きみがよ」に込められた　願いなんだよ

その願いを　仲間とともに

「きみ」が叶えるんだ

みんなのいのちの輝きで

平和の星をつくるために

地球のいのちの喜びが

宇宙を輝かせるように

宇宙のみなもととつながる時

そう　それが　本当の

「きみがよ」なんだよ