純粋な素(純粋な無)

| すぴりちゅあるブログ

CIMG1717初めて知ったのですが、

海の日の「塩竈みなと祭」は、

2014年に内閣総理大臣賞を

受賞されていたそうです。

 

 

それはともかく、

「わあ!すごい!」と感じたのは、

1トン(千kg)の御神輿(おみこし)を

16名の氏子さんだけでかつぐということ。

そして神社の202段の階段

かついだままで降りるということ。(上画像)

CIMG1753一歩間違うと、大怪我をしかねません。

 

 

御神輿は二体あるのですが、

それらは階段を降りたら海辺まで運ばれ、

龍&鳳凰の船に乗せられる。(下二枚の画像)

まさに、山と海とが合体です。

CIMG1737さて、その素晴らしい祀りごとを拝見する直前、

私は静かに塩竈神社に

参拝させて頂いたのですが・・・。

 

 

前日までは、「地の塩」としての宣言をするだの、

アレやコレやの想念が湧いていましたが、

参拝当日は、久々に自然な「」の状態になっていました。

自我が完全にゼロの状態で、参拝に行くことができたのです。

 

 

ここで素直という表現に関してですが、

世間では大きく勘違いされていて、

性格的に従順であることみたいなイメージがあり、

辞書でも「おだやかで、逆らわない」などと

記されています。

でも、本来の素直は素に直る」ことであり、

素とは無のことですから、

自我の無さに戻ることが「素直」の意味です。

 

 

私はまさに素に直った状態でした。

頭にも心中にも、一切の言葉を持たず、

思考も無く、目標も無く、

何も予期せず、希望も持たず、

メッセージだの、チャネリングだのも忘れ、

自分も忘れ、記憶からも接続を絶ち、

ただただ静かな無の状態で、

生まれて初めて神社を見たかのように

純粋無垢な状態でした。

 

 

私の内側の無と、外側の静寂さがつながった時、

突然「かすかな波動」を感じました。

その瞬間、その波動は

「あること」への深い理解・気付きとして

私の腑に落ちました。

 

 

実は、ここで前フリの話しを

先にしなくてはならないのですが、

参拝の前夜遅くに、久しぶりに

Kという友人から電話がありました。

 

 

色々な気付きや近況報告をしたあと、

彼女は言いました、

「もう充分にアレコレと経験しきった感じがする。

だから素直に、いつ死んでもいいって思える。

心底充分に生き切った気がするし、

やり尽くした気がする」と。

私は「それ、分かる気がする」と答えて、

Kに同調して、電話を切ったのでした。

 

 

そして神社では、さきほど書いた通り、

そのKの言葉に関しての「深い理解・気付き」を

かすかな波動を通じて受け取ったわけです。

その微細な波動を翻訳すると、

言語的には以下のような内容です。

 

 

海は生みのことだ。では、何の生みか?

それは「意識の生み」だ。

常に「意識の生み」をせよ。

それも新しい「意識の生み」をやり続けるのだ。

決して過去からの連続・接続で「生み」をするのではなく、

常にゼロ時(今という無時)から

「意識の生み」をするのだ。

古い記憶の積み重ねや、今までの経験の

積み重ねの延長線上に、「意識の生み」をするな。

 

 

かすかな波動はそう伝えてきたのです。

 「あ!そうだった、そうだった!」

(来た瞬間、すぐに理解となりました)

Kは、自我歴史ともいうべき経験の

「延長線上」に意識を置いて、会話をしていた。

つまり記憶の積み重ねを重く引きずったまま、

私と会話をしていた。

だから「もう充分に生きた気がする」

という意識になったのだという理解ができました。

 

 

あなたがもし、「もう生きているのに飽きた」

「何だか辛い」などの想念が湧くなら、

それは過去の歴史に接続し、その中にいる。

古い記憶に意識を接続してしまっている。

これはの状態ではないし、でもない。

純粋な虚空意識が立ち上がっていない。

新たな「生み」が成されていない。

新ニューロンではない。

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