頭に浮かぶあらゆる言語を超え、

思考を超え、

自我を超えて、

純粋で明晰な観察意識の覚醒を起こし、

「目前」を中立に観ることだけに絞って下さい。

あなたが非言語の状態で生きるとき、

プログラムされた自我は立ち上がらず、

自我を超えた意識になっています。

あなたは、あらゆる波動を超えた「意識」です。

波動ゼロの「意識」なのです。

無言語で観察する意識です。

これを超えるものは宇宙には無い！

あなたを超える観察者が居ないということは、

あなた自身を観察する者など

宇宙には無いということです。

ズバリ、あなたでさえ「あなた自身」を

観ることができないということです。

あなた自身は「無」「ゼロ」なのだから、

自分を観ることはできず、

「あなたでないもの」を観ることしかできない。

ということは、

あなたが観たもの（言葉・思考・予想・予期・理想・願望・あこがれ・記憶・想念）は、

全てあなたではない！

今までもずっと

「自我からの離脱」（深い死）を提案して参りました。

つまり言葉や思考からの離脱（非同一化・非言語になること）が、

「真のあなた」への登竜門だからです。

真のあなたへの自身（虚無・虚空）に帰還して頂くためです。

どうぞ、観ることができるもの全てとの

「接続」を切って下さい。

いかなるものにも「よすが」を求めず、

何にもつかまらず、非言語を意識して下さい。

言葉との接続が断たれて初めて、

あなたは「自我の夢」から醒める！

これぞ、今世のあなた自身が

本気で望んだことだったのです。（お忘れかも・・・）

自我に同一化している限り、

あなたはいつまでも

創造主による「真の現実展開」を観ることができず、

深い喜びを感じることができない。

世間によってプログラムされた不自由な状態の自我を

自分だと勘違いしたまま、

常に何らかの不満と苦しみを創っていくことになる。

ところで、世間でよく言うところの、

「僕の」願望だの、

「私の」理想だの、

「俺の」目標だの、

「自分」の願いとか言うけれど、

そもそも、「どの自分」「どの私」？

こういう場合の「自分」「私」「俺」は、

世間や他者から挿入されたプログラム（自我）だと

いつ気がつくのでしょう？