いのち、それが「全宇宙」と「あなた」を満たしている！

いのちが「あなた」の全てを創っている！

それ以上でも、それ以下でもない。

そして、「いのち」は神秘だ。未知だ。愛だ。喜びだ。

経験して知っていくツールとしては、これ以上の宝物はない。

虚空が最も知りたかったのは万物の生命であり、

いのちの神秘だからだ。

今までの私たちは、「いのち」を見下す生き方をしてきた。

興味さえ持たなかった。

「いのち」よりも、外に祀った神々や、物質や、お金や、

知能指数や、人格にばかりフォーカスしてきた。

沖縄では「いのちは宝」と言うけれど、

これを心底実感した人はどれくらいいるだろう？

あなたがフォーカスしないもの、

興味を持たないもの、知ろうとしないもの、

そういうモノゴトは、

いつまでたっても決して活性化せず、

躍動せず、輝くこともなく、その神秘を知られることがない。

「神ながらの道」（古事記の翻訳）を書かせて頂いた頃から、

私の中で、生まれて初めて

「いのち」に対する敬意が生まれた。

執筆しながら、号泣したほどだ。

ヒキガエルさえ、天からもらったいのちを

目一杯輝かせて生きている。

それなのに、人間はなぜそれができないのか？

ヒキガエルが悩まずに生きられるのは、

人間よりも頭がバカだからか？

人間が悩むのは、ヒキガエルより頭が賢いからか？

本当にそうなのか？

もしかしたら、人間のほうがバカなんじゃないのか？

いのちの喜びを全く輝かせることもなく、

思考を使って悩み、「今」を分析して苦しむ。

それが霊長類の実態なのか？

これって、人間の生きる姿勢が、

ヒキガエルにも劣るのではないのか？

いのちの価値、いのちの素晴らしさに気づかないのは、

人間のほうではないのか？

価値に気づかないから、いのちを全く輝かせることができず、

その未知数の神秘を体験できないのではないか？

いのちは栄養ドリンクなんかじゃない！

ポテンシャルでいっぱいの、

未知の可能性を無限に秘めた「スピリット」の躍動です。

これを徹底的に知ろうとすることが、

あなた自身と宇宙を知ることであるし、

スピリチュアルな道の根幹だということを思い出して下さい。

「空」は、おのれの全てを知ろうとして、

万物を創造したのですよね。

つまり、「空」それ自身が持っている

内なる潜在性の全てを知りたかったのですよね！

「空」から生じた、

「いのち」を知りたいと熱望することは

私たちの本質的な意図であり、

その「いのち」が輝いていないときには、

それを観察して知ることができない。

いのちの本質である愛と喜びは、

生きてみるに値する最高の神秘であり、

解決すべき「問題」など一切含んでいない。

少しでも問題があったなら、

万物創造など出来なかった。

いのちは最高の「神秘」であって、

決して「問題」など含んでいない。

しつこいようですが、

いのちの輝きと動きには、一切の問題はない。

問題は全てマインドによって創られる。

マインドによる種々の思考が「ブレーキ」の役割をして、

いのちの輝きと躍動が抑圧されて、

発展・繁栄・進化・調和が全て「ストップ」します。

その時にあらゆる「問題」が生じる。

あなたの全てのトラブル、全ての悩みと問題は、

いのちの躍動不足から起こる「不完全な創造」

に原因があるからです。どうかこの事実をご理解下さい。

そもそもの最初、いのちは「マインド無し」で発生した。

マインドなど無くても、いのちはそれだけで完璧に発生した。

マインドは、生命の歴史上では「新参者」でしかない。

マインドは宇宙創造の「始まり」の瞬間も知らないし、

「終わり」の瞬間も知らない。

ついさっき、いのちの進化の途中で、

ひょっこりと現れたばかりだ。

マインドは、いのちから創られたメカニズムに過ぎないから、

いのちの知性には絶対に勝てないのだ。

マインドそれ自体には、モノゴトを創造する力もなく、

広い視野はなく、時空を超えて全体を見通す力も無く、

宇宙の真理や叡智を私たちに教える力もない。

つまり、問題を解決する力など持っていないのだ。

だから、モノゴトを何とかしたいなら、

マインドの思考に頼っても無理だ。

考えたって無理なのだ。

マインドが何かを解明し、解決することはできないのだ。

思考崇拝、マインド崇拝をやめるのだ～～～！！

宇宙創造の始まりの瞬間から、

すでに最高の叡智として発生した「いのち」を頼りとし、

目一杯いのちに躍動してもらって、

モノゴトの成り行きを観ていくしかない。

いのちの躍動だけが、

あらゆる問題を完璧に解決するのだから！

では、マインドは何のためにあるのか？

思考をグルグルさせるためにあるのではない。

マインドの役目は、

いのちに向かって何かを「オーダー」すること、

いのちに向かって何かを「決意」すること、

いのちに向かって何かを「問いかける」ことだけだ。