５日の、【「まとい」のために「まとう」】のところで書いた「業火」は、「頭のヒートアップ」のことですが、そこと関連する内容になります。

景気についてです。
イザナミ景気とか、イザナギ景気と言われる経済用語？がありますが、今から書かせて頂くのは、一般的な経済用語を超えた内容ですので、ぜひ、ご自分自身でも心の中で問いかけ、深く探ってみて下さい。

「景」は、訓読みで「ひかり」（外・表・陽）とも読み、「かげ」（内・裏・陰）とも読む。
「景気」というものは、本来は「ひかりの気」と「かげの気」が「融合して存在」するものなのです。
言い方を変えれば、男性性（陽）と女性性（陰）とが融合して「景気」が存在するのです。

でも、「ひかりの気」（内から外へ向かうヤル気）のほうへ「頭」が片寄って、がむしゃらに突っ走れば、昭和の高度成長期のような「イザナギ景気」（=自我丸出しでの男性性）となっていきます。
「２４時間～戦えますか～？」というＣＭソングのサラリーマンやＯＬのように、ひたすら頑張り続ける状態の景気です。

そして、「頭」が「かげの気」（外から内へ向かってくるもの）のほうに片寄ってしまうと、ただ漠然と結果を受け取っているだけとなり、それが当たり前になるので特にこれといった喜びとしては感じられず、特に【新たな自己の発動】もしないため、「イザナミ景気」（=自我丸出しでの女性性）となっていきます。
さきほどのイザナギ景気にウンザリして、その反動で、意識も行動も鈍ってしまった状態の景気です。
この両方とも、真の「イザナギ景気」でもなければ、真の「イザナミ景気」でもありません。

「頭」にコントロールされての「自我丸出し」という状態では、どちらか片方に片寄れば、いずれ反動として、もう片方の景気が起こるのです。これでは、いつまでたっても「陰陽の二極間の揺さぶり」から解放されることはありません。
一般社会の景気は「個人の景気」のあらわれですから、「個人の景気」が変われば世界の景気も変わるのです。

この「景気」の「陰陽の二極輪廻」（白黒の二極輪廻）から超越して、世界の景気を「弥栄らせん」（紅白のらせん）に変えていきませんか？【「景気」は各自が個人的に創造するもの】であって、政府や政治家の責任ではありません。

男女を問わず、「勝手な自我」から抜けた状態の【男性性と女性性の融合】が「弥栄らせん」への土台です。【全体繁栄（弥栄）】という「的」をしっかりと見据えて、「イザ！」と元気に進みゆく意思を持ち、ちゃんと素直に行動に移していかれて下さい。（弥栄なる男性性）

それと同時に、常に【今ここ】に与えられ続けていく豊穣の結果を、いつでも「いざ！」と受け取る意思を持っていて下さい。（弥栄なる女性性）どちらも同時にあり、どちらも大事なのです。このときが真の「イザナギ景気」「イザナミ景気」となります。

以上でよくお分かりになって頂けたと思いますが、「勝手気ままな自我」を野放しにすると、状況や数字のアップダウンを繰り返すだけで、つまり単なる増減を繰り返すだけで、頭も心も休まらず、拡大進歩発展繁栄の流れには乗れません。「弥栄らせん」の流れ、ここだけが全員の心が休まる領域なのですから、【全体繁栄に貢献する「無私の心」】を発動していって下さるよう願ってやみません。

あなたは、そのために「今ここ」に存在しているのです。忘れてしまわれましたか？
そして、完全に過去のご自分の「人間パターン」を忘れて捨てて下さい。
「弥栄」を願っていなかった時の「人間パターン」なのですから、それは「神」である【あなた】そのものではなかったのです
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では、明日から博多です！
８日（月）の夜まで留守になります。