自分の全身全霊を、
いかにイキイキと
伸びやかにしてあげられるか、
それは、あなたの「意識の在り方」
次第です。

（では、本文です↓）

意識が覚醒した人の特徴は、
気付きの多さです。
常に「！！！」であり、
細やかな気付きの連続です。

覚醒とは、
「自分は純粋な観察意識なのだ」と
ハッキリ気付き、
腑に落ちた状態のことです。

自分が意識存在だったと
ちゃんと理解できるのは、
気付きの中でも
最高最大の気付きです。
ベスト・オブ・気付き。

多くの人は
人間自我という夢を見ています。
人工的な幻です。

今だに、その夢から
醒める気はなく、
古いドラマに酔っています。

昔から
坊さんたちが目指したのが、
人間という夢から醒めること、
覚醒という修業でした。

今一度、
ご理解頂きたいのですが、
あなたという純粋な光の意識は
自分自身の内面を、
「身体の外」から見ているだけでは
決して分からないから、
「この人」の体内に入っているわけです。

「この人」の仕組み、
「この人」の成り立ちを
是非とも知りたいと
意図したからです。
「この人」を知りたいという意図、
それは天意の愛です。

もしも、「この人」が
不幸な思いをしているなら、
その原因となる思考を
外してあげて、
自然な喜びにあふれて
生育してもらいたいという愛です。

「この人」の体内には
あなたという純粋な意識が
宿っているのです。
ただし、まだ寝ぼけていて、
半覚醒かもしれません。

意識としての自覚が全く無いか、
足りないかもしれません。

あなたという意識は、
この体の主人であり、
夫でもあるのです。

ですから、「この人」の体内に、
純粋な意識（真のあなた）以外の、
余計な人工物を
宿らせる必要など無いのです。

「この人」が、
普通に自然にイキイキと
過ごせない時があるなら、
それはどんな時？

今の「この人」が
心地よく自然に生きていないなら、
それはなぜ？

あなたという
観察意識だけが、
そこに気付いてあげられる
【唯一無二】の意識です。

あなたが「自分は意識である」
という自覚が
全く無い場合、
つまり意識として覚醒していない場合、
光の体（スピリット）は
死んだも同然になり、
世間で言うところの「神は死んだ」状態です。

神も仏も居ないのか！？
と、天に向かって
恨みごとを言う前に、
自分の不覚と半覚醒
に関して
気づくべきです。

相変わらず、
頭の中の思考や
強い感情といったような自我を
「これが自分である」と
信じているのであれば、
意識としての覚醒は
遠のきます。

あなたが意識存在としての自覚
さえハッキリあれば、
光の意識体としての自覚があれば、
自我の型に気付くことは、
実に簡単です。

あなたにとって大切な「この人」が、
普通に自然な至福を
味わえていない時があるなら、
そこには一体どんな
自我（＝不満）があるのでしょう？

どんな「分析思考」が
あるのでしょう？
そこに
気付いてあげて下さい。

不愉快で不自然な感情や感覚の
原因になっている「思い込み」に
気付いてあげることが、
「この人」への
最高の愛です。
まさに自分への愛です。

どんな時でも、
何が起こっても、
そこに自我（＝不満足という構造体）が無ければ、
「この人」は至福です。

至福は
私たちの自然な本質であり、
森羅万象の本質であり、
逆に、無気力、怠惰、激しさ、
憎悪、不満、不足感、
不幸な感じ、不愉快さ、
そういう不自然なものは自我の特徴です。

不自然な自我は
所詮は人工的なものに過ぎません。
私たちの自然な本質ではなく、
後づけの
人工的（機械的）なものです。
だから、解体できるのです。