アカシックレコード（全情報の宝庫）とは物理的な場所のことではない。
「創造の源」がすでにアカシックレコードであり、そこから生まれた純粋な光のツブツブたちもアカシックレコードなのです。つまり、それは「わたしたち」ということになります。

光には無限のデータ情報がすでに在り、物理次元での実際体験として感覚的に味わわれた情報は「過去の記憶（メモリー）」として保管され、まだ実際体験として味わわれていないデータ情報は「未来の記憶（メモリー）」として保管されています。純粋な「未来の記憶」は、まだ物理化されないまま、ただ在るのです。

そして、必ず、「未来の記憶」のほうが、全体調和して繁栄し、発展し、進化しているはずなのです。
ここにアクセスして、この情報を開示し、そこに入り込み、実際に体感したいという欲求が、全ての「いのち」の中に組み込まれています。

宇宙の森羅万象のすべて、「いのちあるもの」のすべてが、【光の神聖幾何学】の「らせん」に従って弥栄に発展繁栄するように設定されています。但し、人型生命体だけが「自由意思」でこれを拒むことができ、同じところで停滞し、輪廻することも可能です。選択、決意の「自由意思」です。

「今ここ」の自分自身が「高天原（西洋では天国）」という理想未来に向かって進み行くこと、（反対視点から言うと）「高天原」の「未来記憶」を「今ここ」の物理次元に降ろすこと、それは【光の神聖幾何学】に沿って進むことと同じです。神界・高天原は１％のズレもない【光の神聖幾何学】で構築されていますが、惑星地球は、もうすでにこの【光の神聖幾何学】の「軌道」にしっかりと乗って、「いざや！いざや！」と言わんばかりに動き出しています。

【光の神聖幾何学】からもたらされる「未来の記憶」、「高天原」から降りてくる「未来の記憶」（=天孫降臨）、それらは【各自の本気度】が鍵となっているため、降りてくる記憶情報にも「誤差」が出ます。
つまり、「高天原」からの光情報にアクセスして、そこと合体するには（つまり現実化するには）、全体繁栄ということに対して【本気】でなければ不可能ということです。
言い方を変えれば、一般的な人間意識よりも高い意識でなければアクセス不可であり、問いかけの答えにもアクセス不可となります。チャネリング不可の領域です。

ですから、アカシックレコードの「光情報」なら何でもよいのかというと決してそうではありません。
【光の神聖幾何学】にのっとった質のよい情報、深い「あい」の情報、真の弥栄なる情報、それらをアカシックレコードの中から【選定してアクセスする】必要があるのです。

『そう、宇宙は、愛とか、愛が全てだとか、上っ面の言葉を使って満足している者には分かるまい。人間レベルの尺度ではなく、どれだけ【本気】なのかを宇宙ははかっているのだ。究極的に言えば、その対象は愛であろうと何であろうと構わない。どれだけ【本気】なのかが宇宙から見た評価というものだ。「創造」の世界では、我々誰もが傍観者でいることはできない。うわべだけの言葉は問答無用だ。
今、目の前にあること、今、自分の足元にあること、今ここに最善を尽くしなさい。
きみたちは【本来の姿】を思い出し、過去の記憶を自らの手で未来へ転送させ、（人間的な意味での）地上的な解釈から脱却することだ』　　　　（宇宙の羅針盤：下巻より）

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