（今日は７月７日です）
【アマテラス】
『うけひ』　をなさったとき、あなたに一体何が起こりましたか？

【スサノオ】
はい！それはそれは美しく輝く光の流れが見えました。とても明るくイキイキしており、色はなく、透き通った透明な光の流れでした。
『自分という枠』　が全く消え去ってしまい、完全にその光の流れの中に溶け込んで一体化して、自分が流れそのものになってしまったことを感じました。あの美しいイキイキとした光の流れは何だったのでしょう？

【アマテラス】
それこそが『天の安の河』　（あめのやすのかわ）なのです。あなたは、これが自分自身だと決めつけていたものから完全に離れることによって、小さな枠から大きな流れ（本流）に合一できたのです。この安の河がハッキリと感じられるように」ならなければ、本当の仕事や使命や役割など分かるはずもなく、実行することもできません。
今、あなたが感じ取って、見ることができた『あめのやすのかわ』　は　『いのち』　の河であり、光の河なのです。
これは　『まいのぼり』　をして、『うけひ』　をしない限り、感じることも見ることもできません。

以上は「深・古事記」（神ながらの道）P１３６～より抜粋
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今、よく使う言葉で　『お参りする』　の語源は　『まいのぼり』（参上り）だったわけですが、『まいのぼり』　とは、【全体繁栄】という理想に向かって、どこまでも進もうとする奮発心と実行心のことです。『まいのぼり』への意志が、『いのちを受け取る』　ということにつながり、その時こそ、豊穣の河の流れに合一できていきます。
どうぞ、【小さな人間自我】の枠を超えて、【大いなる流れ】に一体化して下さい。

７月７日、アマテラスという　『弥栄なる和魂』　と、その和魂を現実界で実行しようとするスサノオの　『現魂（荒魂）』　が一体化した日です。
この一体化した状態こそが、豊穣の河となって無限に流れていきます。時間が流れていくのではなく、発展しながら　『いのち』　が流れていくのです。