くどいようで恐縮ですけれど、とても基本的で重要なことなので書かせて頂きます。各自の個人的な願望や意志を、原点である神の願望や意志と合致させることを【神人合一・原点回帰・アセンション】などと言います。
では、原点の願望や意志や問いかけとは何？
それは、愛の放射や愛の表現のことです。愛の実践行動のことです。これをイザナギ神（まことの男性性）と言います。

もしも原点の願望が愛の放射や表現ではなく、逆に『愛が欲しい！アレもコレも欲しい！』というおねだり願望だったなら、それは内側へ引き込むだけのベクトルですから、今のこの宇宙フィールドは創造されることがなかったでしょう。時間も次元も空間も一切つくられることはなかったでしょう。一般の古事記にも書かれてありますが、国造り（地球づくり）の時に［イザナミの愛］が先行するとダメだった為、次は［イザナギの愛］を先行させたら、うまくいったのです。受容の愛（受け取る愛）よりも、愛の放射や提供や実践が先に成されることで、すべての創造や達成や成就がスムーズにいくという根本原理を示す寓話なのです。

ですから、『アレちょうだい！ソレちょうだい！愛もちょうだい！』という願望は、原点（源泉・神・ゼロ）の状態から心がズレてしまった人間の［不足穴埋め］の欲求でしかないのです。【原点回帰・アセンション・神人合一】していなかった過去の時代においては、人類の歴史はほとんどがこの手の欲求をベースとしての争いや独占所有を競うことばかりでした。もう、今は、そういう歴史から学び終え、そこを手放す時期に来ています。私たちの意識を【原点】に合わせ直す時期なのです。それをちゃんと実践しないときに、愛や豊かさを受け取るほうも難しくなります。