【全体繁栄に貢献する！弥栄にまことを尽くす！】という言葉を耳にしたり、口にするとき、ついつい「どんなことをするのか？」「何を提供するのか？」「どういう仕事を通じて行なうのか？」「どういう内容の役割なのか？」と考えてしまう方が多いようです。

でも、それはカタチのことではありません。内面の心のことなのです。至福の心、神の意識になって行なう全てが、全体繁栄に貢献していることだからです。

特別な役割や使命を選んでいるようなら、それは逆にエゴの思いです。いつでも、どこでも、何であっても、誰といても、独りであっても、「至福の心」（真の心）で行なう全てが、全体に貢献することになるのです。

今日は、なんとなく十字架のネックレスをつけたくなりました。もう充分にご存知だと思いますが、十字架はクリスチャンの専売特許ではなく、人類すべての奥底に眠る「キリスト意識」の象徴です。キリスト意識とは、エゴの計算抜きの「純粋で中立な愛」のことです。
十字架にはりつけられたのはイエスというより、人類の「エゴ」をあらわしています。この「エゴ」を神に明け渡して返上することによって、眠っていたキリスト意識が復活するのです。

この眠れる獅子（キリスト意識）を目覚めさせることが覚醒です。個別の肉体を持ちつつも、個人（エゴ）の枠を超越し、日本人でありながら日本人を超越し、人でありながら人の枠を超越して、すなわち「天地と一致合体する生き方」をすることが、まことのスピリチュアルな道であり、神としての道を歩むということです。但し、必ず、あっぱれな心（明るく清々しい思い）で歩まれますように！