「今ここ」とは、五感が認識する時刻的な今のことではない

| すぴりちゅあるブログ

寝ようとしても、沢山のメッセージが降りてきて眠れない。しかも、【今】という意味をまだ分かっていない人がおられるから、早急に書きなさいという指令ですので、頑張りまーす。重要ですから、よく噛み締めてお読み下さい。
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すなどけい「今、何時?」→(物理的な時刻)
「今、どこにいるの?」→(物理的な場所)
日常においては「今」とか「ここ」という言葉を、以上のように用います。
ですから、【今・ここ】というコトタマが表す本当の意味が誤解されるのです。

夜空の星の輝きを見ていると、その星がまるで「今」という時刻にも存在しているように錯覚します。
でも、「まことの今」においては、その星は消滅していたりするわけです。そして、新しい星が生まれているにもかかわらず、それが存在しているのを見ることはもう少し後からになったりするわけです。
空間距離(=時間)があるために、私たちの五感は「まことの今」を【後追い】して見るしかない。

時間という幻想の中に生きて、五感に制限されている私たちは、目の前に見えたものは全て「今」まさに存在していると錯覚してしまうのですが、事実を言うなら目の前のモノやコトは【後追い】でしかなく、過去として見ているに過ぎません。本当の「今」には、肉眼で見えるようなカタチは一切無いからです。時間や距離やカタチを超えたところ、一切なにも具体化していないところ、それがまことの「今」の正体です。(つまり虚空)
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となると、何に対して悩んだりしているのでしょうか?(要は、過去の残像に悩んでいるだけです。)過去の夢を見て、過去に縛られているだけです。
あなたの感情が何であれ、あなたの人格や振る舞いが何であれ、現実起こったことが何であれ、それは「まことの今」つまり【今ここ】には無いのです。

今の時刻が夜中の3時だとして、その3時に起こったコトは、本当の「今」にはもう無いコトなのです。あなたの五感によって具体的に観察された時点で、それはもう消滅しています。本当に何もカタチが無い虚空しかありません。
時刻の「今」と、「まことの今」を混同しないで下さい。そういう意味づけに洗脳されないで下さい。物理世界の時刻としての「今」、それは「まことの今」の【後追い】なのです。

となると、もう消滅したものに対して、何を悩むのでしょう?何をやりくりするのでしょうか?何について対処しようというのでしょうか?
あるいは、起こってもいないことに対して、何を前もって操作しようというのでしょうか?
虚空の本質である万物愛や完全叡智を信じていないからではないですか?
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時間については、デジタル時計やアナログ時計よりも、砂時計のほうが理解しやすいでしょう。
上のスペース(虚空)にある砂、これがいのちのツブツブ(メギドの火)ということですが、段々と下の空間(現実空間)に降りてきた時が「具体化」した瞬間だということです。
上のほうに無限にアルものを、現実界で【後追い】して見るだけです。
ですから、見えないからといって無いわけではありません。
私たちは本当に無限に全てを持っているのです。現実界にはまだ見えない状態であるけれど、全てを持っているのです!
「まことの今」において本当に持っているのに、「私は持っていない!!」と信じてしまうから、あなたの現象界には砂が落ちてこない。

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