「空」、つまりボイドは、「あらゆる全てを無限に知っている」状態にあります。

ですから、万物創造の中心になっているのであり、あらゆる全てのモトなのです。皆のモトだから源です。

全てを知っている状態、その叡智を各自が各自のボディスペースに汲み出して、実際に体験していくわけです。

ここで、チャクラというエネルギー・センターも、「空」であることに気がついて頂きたいのです。

７つのボディの中心である　「７つのチャクラ」　（７つの門穴）　が完全に「空」であるとき、各チャクラは他のチャクラ全てと自ずと調和し、自ずと適切に働きます。そして、その自然で適切で中庸な働きによって、自然でさりげない好奇心や意志が生じます。

やりたいこと、やってみたいこと、そういうものが自然に感じられていくのです。

ところが、他者や一般社会常識からのコントロール・プログラム（情報）がチャクラに刺さっていると、「空」ではなくなり、決まった一定のものしか繰り返さないようになります。

チャクラに他者の「気の綱」が刺さるのです。そして、操られていきます。双方が無意識レベルであれば、より頻繁に起こっていきます。

第１チャクラにおいて、生存のための情報や、SEXに関する情報が刺さります。

第２チャクラにおいて、感情を揺さぶるような情報が刺さります。

第３チャクラにおいて、権力、パワー、プライドなどに関する情報や、いい・悪いなどの解釈に関する情報が刺さります。

そして以外にも盲点なのですが、スピリチュアルな上位のチャクラを活性化しようと頑張ることも、第１～３（下位のチャクラ）の情報が動機となっていたりするのです。表面的な意識レベルでは、本人も気付いていなかったりします。

これら１～３チャクラが、刺さった情報によって大いに刺激されており、「こうあるべき！」「こうであってはならない」という片寄りになって、中庸な「空」ではなくなっています。チャクラの門穴が閉じるか、その循環回転数に狂いが出ます。

他から刺さった情報によって、１～３（下位のチャクラ）ばかりが強められ、逆に第４チャクラの中庸愛（無条件愛）のセンターがとても弱くなっています。

第４チャクラにも、情報が刺さっていることがあり、「愛とはこういうもの」　と限定されていたりします。

全てのチャクラが常に等しく「空」であってほしいのです。すると、チャクラは勝手に進化拡大繁栄するべく、いのちエネルギーの循環回転を起こすのです。