宇宙的な流れに沿って、
「サラサラと進め！」という合図が来ています。

ということですから、
個人的な自分（エゴ）を手放しきれずに

今後も
感情的な生き方を選ぶ方におかれましては

苦痛や閉塞感がついてまわることは
仕方がないと思います。

ブログを読んで下さっている方の多くは、
全一愛の意志が固まっておられると思いますので、

今後も共に「ハレ」の心で
歩んでいきたいと思っております。

………………………………….

日々是好日、この語は
中国の唐未から五代にかけて活躍された大禅匠、雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師の言葉だそうです。

日々是好日は、
悟りの境地を表した言葉のひとつです。

ただし、多くの方が
勘違いしておられるような

「毎日、これといった悪いことも起きず、
穏やかな日、平和な日で良かったね」とか

「毎日いい日が続いてけっこう」といったような
表面的な浅い意味ではありません。

一般的に世間で、
「今日はよい日だ」「今日は嫌な日だ」という場合、

お天気だけでなく、
「お金が儲かった・損をした」
「徳をした・損をした」とか

個人的に
「嬉しいことがあった・嫌なことがあった」

というような
個人モノサシ（片寄った価値観）で判断します。

これは二極の
「良い・悪い」にとらわれた個人的な思考です。

そういう二極化した視点で
全一の「愛の時空間」を分断するなら、

たとえ、今日が
幸せいっぱいな日でも、

そのうち、いつか来るかもしれない災難を
怖がって生きなければなりません。

日々是好日とは、
そんな不安・恐怖・心配への「こだわり」「とらわれ」をさっぱり捨て切って、

その日一日を、
「今」喜び、「今」感謝し、

分析思考を経由せず生きる、
爽やかで清々しい「ハレ」の境地です。

いつも深刻に生きている方、
イマイチ爽やかな感覚でない方は、

必ず　いちいち、
分析や解釈をしながら生きています。

いつも、いつも、いつも、
頭で考えて、全身全霊の「喜びの躍動」をおさえているのです。

大嵐の日であろうと、
何か大切なものを失った日であろうと、

ただひたすら「それでいいのだ！」
と生きていれば、全てが好日(こうにち)なのです。

だって、何かが起こった瞬間、
もう過ぎ去っているし、新しく変化してしまうから。

１５年ほど前のことですが、
まだ覚醒が起こっていなかった私にとって

「最悪だ！」と思った出来事があり、
「どうしてこうなるの！？」と「天」に向かって激怒したのですが、

間髪を入れずに
「まあまあ、悪いようにはしないから」とデカイ声が聞こえました。

「自然にまかせなさい」と
言われたような気がしました。

それ以降、「天」が寄こすモノゴトは
全て日々是好日（愛の時空間）でしかありません。感謝です。

好日の好は
好悪(こうお)（こうお）の好ではありません。

積極的に生きる決意
“よし！” がこの “好” なのです。

過ぎてしまったことに
いつまでもこだわったり、

まだ来ぬ明日に
期待したりしないのです。だからといって絶望もしません。

「よし！」の
姿勢で生きるには、

古来、人が理想としてきた
「どっしりと腹のすわった」「どんなことにも動じない」ことが基本です。

カラダの内なる中心（実は空洞）を認識し続けると、
ハラがすわってきます。

内なる中心（空洞）がしっかりすると、
ライトボディから肉体までもがイキイキしてきます。

「決して倒れないぞ！」と
踏ん張るのではなく、

倒された時に
どのように起き上がるかが大切で、

倒れたことに
ちゃんと感謝をすると、

倒れたことの奥にある「深い意味」が
「天」のメッセージとして分かるはずです。

「頭」の方に
物事すべてを集中させ過ぎたために

飽和状態・不安定な状態に
なっている人もおられます。

そういった人々でも、
「戦う姿勢」や「防御する」をやめ、

ゆったり、どっしりとした達磨大師のように
ハラに重心置けば、

自然と楽に
起き上がれます。

私たちにとって
敵などどこにもいません。

敵がいるように思えるなら、
個人的な妄想です。この妄想から覚醒して下さい！