光エネルギーとは、光情報の波ということですが、すべてのものがこの光エネルギーから創られているということはご存知のとおりです。

分かりやすく例えますと、光の波は、寄せては返す「海の波」みたいなもの。

その波は、もうこれ以上は広がらないところまで行くと、そこが「ふち」「へり」「はしっこ」になります。

 この「ふち」「へり」が、目に見える現実世界の「物質」「物理的なもの」「見える肉体」などに相当します。

そして、波は生きて動いていますから、一瞬「ふち」を創ったかと思うと、
またすぐに「ふち」を壊して、波が引き戻っていきます。

そして、また別の「新しい波」が押し寄せてきて、別の新しい「ふち」を創ります。
この繰り返しが宇宙の「創造行為」というものです。

ところが、私たちの肉眼は、光の波を見ることができず、最終結果としての物理化された「ふち」だけしか見えない。

そして、壊れていくところも見えないから、見えた結果の様子だけを頭に記憶（３D録画）するわけです。

その過去の一瞬の画像がしっかり頭にこびりつきます。（見たものしか信じないから余計にこびりつきます。）

なかなか過去の記憶が頭から離れてくれないから、その録画を何回も再生して見続けてしまう。

あなたがこの録画を再生して「これが今の現実だ！」「これが自分なのか！」と信じて見ている間に、
宇宙が創る「本物の生きた現実」の「時」や、生きた真のあなたは、自我のあなたが見ていないところで創造されていくだけです。

あなたが見ていないもの、あなたが認識していないものは、あなたの人生にはまるでナイかのように起こってきません。すぐそばにあっても・・・です。

あなたはさっきの古い録画を見ることに夢中で、新しい現実画像が目の前に来ていても、見ることもできず、体験することもできない。

多くの人は、過去の録画を見ながら、「自分のこの部分を変えたい」とか、「何とかこの貧困の現実を変えなきゃ」などと悩んでいるわけです。

これ、実におかしいでしょう？