パン&酉(とり)

| すぴりちゅあるブログ

キリスト教では、パンはキリストの肉体であり、

ぶどう酒はキリストの血であると認識されています。

「一人一人が自分を吟味して、その上で、パンを食べなさい」

この場合のパンとは

「ご神体」「み体」のことです。

実は、イエス個人の体だけを指すのではなく、

虚空が創る「光の体」のこと。

 

 

uomo e perfezione誰もが内奥に持っている「根源の体」のことで、

この「光の体」「光の柱」をわきまえないで、

何でもかんでも飲み食いするならば、

その飲み食いが自分を裁くことになる、

と告げています。

 

 

飲み食いは、物理的な食べ物のことではなく、

暗黙に、情報(エネルギー、波動)を

飲み食いすることを述べています。

低い波動の意識でいるのではなく、

高次の波動の意識でいるように

とのメッセージです。

 

 

Holy communion elements on white background聖餐式で頂くパンは、カトリックでは、

必ず「種なし」パンを使います。

「種なし」パン「自我なし」パン。

「種」とは、腐敗堕落・高 慢心・増長心

の象徴でもあります。

 

 

新しいパン種(真の自己の更新を迎えるために、

自我という「種」が無いままで存在し、

常に新しいパン種(更新)が受け入れられるように

準備していなさい、ということです。

 

 

一般社会での「種なし」パンは、

イースト菌(酵母)がないパンのことですが、

イースト菌に関しても述べます。

イースト菌=東の金口、

酵母=「酉(とり)」に孝行する育ての母

 

 

この「酉」ですが、「ちぢむ」の意味で、

実が成熟の極限に達した状態(=神化)

を表しています。

 

 

さらに、酉には「家・巣」という意味もあります。

自我の家という巣から「巣立つ」こと、

それは「主(ス)」が自立することを意味します。

「主(ス)立つ」です。

 

そして、家巣から自立するのだから、

イエス様からも自立すべきで、

頼っている信者のままではダメだということです。

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