「おこもり」

| すぴりちゅあるブログ

本来の古事記は、

私たちの「内なる意識」(いのち)の

進化発展の様子を記しており、

スピリチュアル本の代表格といえます。

そこに書かれている神々の行為や態度は、

びっくりするほど、まさに私たちそのものです。

その中でも特に大切な箇所を書かせて頂こうと思います。

……………………………………..

 

かしこみ」という表現が出てきます。

ていねいに言いますと「みかしこみ」です。

かしこみは、「賢い」の語源でもあります。

どういうことかといいますと、

かしこみとは、自分自身から「個人」というものを全て外して、

中立な目で、あるがまま、

ジッと観察することなのです。内観です。

 

 

あらゆるモノゴトの原点と帰結点は、

必ず自分の内側にある。

 

この真実を理解して、

自己を深くかえりみることが「かしこみ」です。

つまり、いかなるモノゴトであれ、

他者や他の何かの責任にせず、

自己の「内なる意識」の問題として素直に引き受け、

責めたり非難せず、抑圧せず、逃げることなく、

どこまでも深く見つめ直すことが「かしこみ」です。

 

 

cimg1831別の角度から言いますと、

私たちの内なる意識(いのち)の

天意という本質を、

明確に自覚することが「かしこみ」です。

そして「かしこみ」だけでは不完全で、

まだその先があります。

この「かしこみ」を【実際の行動】のうえに

表していくことを「おこもり」と言います。

 

 

私たちが、自己の内側へ内側へと深く入って、

ただ内省や内観するだけであれば、

単に外側世界から隠れ去っただけのこと。

この内省や内観を「外側のモノゴトの解決」に向けて、

対外的に活動していこうとする決意のあらわれが

「おこもり」です。・・・(原文では「お許母理」と表記)

 

 

天照大御神のような根本中心天意が、

あまりにも強烈に輝き過ぎてしまうと、

他の神々の天意が

輝き出せないことになってしまいます。

現代風に言うならば、

中心人物やトップの人ばかりが輝いていくようでは、

組織団体としてはまだまだ未熟だという意味になります。

 

そして

中心の人が放つ天意のパワーにすがりつくだけでは、

自分の中にある全く同じ天意のパワーが輝きません。

 

 

ですから、根本中心となる立ち位置の人ほど、

いのちの天意の輝きを「こもらせて」いくことで、

かえって逆に、

他の方々(八百万の神たち)の内なる天意を

自覚させて輝かせることにつながるのです。

 

 

根本中心であればあるほど、

おこもりの精神が必要なのです。

ですから、宇宙の創造源は今も「おこもり」していますし、

それは何のためかといえば、

私たち各自もまた宇宙の根本中心であるという自覚、

天意の自覚を持つことを願って待っているからです。

 

 

全ての人が例外なく、宇宙の「根本中心」です。

この意識を多くの人が忘れておりますが、

今となっては、これはもう怠惰であり、甘えです。

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