昨夜、名駅前のホテルに
チェックインしました。
木曜まで３泊こもる予定ですが、
それは、シャレにならないほど、
本の執筆が遅れに遅れているからです。
気持ち的に、ブログやセミナーのほうを
優先してきましたが、
もう本気出さないと
出版社さんにご迷惑がかかる・・・。

（では本題です）

虚空は「おかげ様」そのものです。
一切の目立った形態を持たず、
草葉の陰のような存在として、
全てを育んでいる。

去年の３月、このManaという端末が
自我の「深い死」を完全体感した時、
本当に「かげ」の中に
溶け込んでしまった感覚を覚えました。
まさに冥土に溶け入ったのです。

と言うより、「かげ」が
Manaを構築していたのだと
明確に実感できた瞬間でした。

自分が自力で生きていたわけではなく、
何かを考えていたわけでもなく、
感情を感じていたわけでもなく、
何も見えない「かげ」が、
この世の全てを構築していたのだと
１００％実感できたのです。

「かげ」は天意の愛であり、
秘めやかに、静かに、
淡々と、黙々と、
この人型生命体を
創造してくれているのが分かりました。

「かげ」は、あらゆる全ての土台であり、
決してしゃしゃり出ないし、
勝とうとしないし、
崇拝されようとか、
尊敬してもらおうなどと、
微塵も意図していない。

気付いてもらえなくても、
認めてもらえなくても、
認識されなくても、
感謝されなくても、
ひたすら「かげ」として、
自分の意図（天意）を全うしている。

まさに「かげ」は
根源の底力であり、
創造神であり、
虚空の意識であり、
だから敬意を込めて
「おかげ様」と呼ぶのだ
と分かりました。

世間では、
「いつも感謝を忘れずに」
などと言いますし、よく耳にします。
そんなことは誰でも分かっていますが、
でも、「感謝しているつもり」
「感謝した気がする」
だけの人が多いのではないでしょうか？

「何かをギフトされた時は、
感謝できるかな」と言う方も、
それは条件付きの感謝であって、
具体的なギフトのカタチが
目に見えないならば、あまり
感謝できないのではないでしょうか？

あなたはいかがですか？
全てに対して、
何があろうが無かろうが、
心底から「おかげ様で！」と
常に思えるでしょうか？

このManaは、
去年３月に深い死を経由してから、
「おかげ様で！」と
明確に思えるようになりました。
それは、意識が覚醒した瞬間よりも、
ずっと感動的で、
ずっと歓喜に満ちる感覚でした。

覚醒の喜びは、
日にちがたてば少し薄れますが、
「おかげ様で！」の感謝は
絶対に薄れません。
いつも嬉しいのです。

そして、ハッキリ分かったのです。
「おかげ様で！」と
心底から感謝できるのは、
私自身が
自我の深い死を経由して、
完全に「かげ」に溶け去って、
「おかげ様そのもの」に
成りきったからだと！

自分の意識が、
自発的に「かげ」に溶け入って
「かげ」と一体化した時、
そうなって初めて
「おかげ様」の愛の力に共振し、
そのスゴサに驚嘆でき、
そこに深く感謝できる。

私たち各自が、
全体に誠を尽くすという虚空意識になり、
他者や万物のために
完全に「かげ」に成りきるなら、
私たちはこれ以上ないほどの
感謝と、至福と、万物一体感を
充分に味わえるのです。

これが天国でなくして、
何を天国と言うのでしょう。

「おかげ様で」
の思いこそ、
覚醒の極み！

※本日「１・１７」は、
数霊（かずたま）で言うと
イザナミ神ですが、これは
まさに「かげ」の神（冥土の神）です。
むしょうに「おかげ様」の話しを
書きたくなったのも、
イザナミ神のおかげ？