最近、またしても「上」から、
「多くの人が、いまだに頑固だ」
と言われています。
それはやはり「個人的な私」
を解体しないまま、
そこにつながっている人
が多い、という意味です。

無意識なのかもしれませんが、
個人的な性格や
人格としての自分が居る！
という思い込みに
なってしまうようです。
私たちはそれらを
目撃する意識の側です！

では、次のように
口に出して
言ってみて下さい。
「個人的な自分など、
どこにも居ない」と。
シックリくるまで、
何回も口にして下さい。

「個人的な自分が
ここに居る！」
まさに、この思いが
大きなブロックに
なっています。

しかも、
人格をガチガチに
固定化しているために、
他の異なるエネルギーの
出入り（円環）を許さず、
周囲の全てに対して
完全に閉じています。

人格をずっと維持するには、
あなたは閉じている必要が
あるからです。

この閉じたエネルギーブロック
のせいで、
新たな情報や、
未知の周波数や、
気付きや、創造性
などが出入りできません。

たった一つの
エネルギー的な障害物、
それは
「個人的なあなた自身」
だったわけです。

しかも、周囲に対して
閉じているために、
苦痛しか生まれません。

個人的な自分、個人的な人生、
そういうブロックを
持ったまま、
それをどれだけ現実を
「こねくり回し」ても、
どれだけ必死に取り組んでも、
苦痛は変わりません。

そして、
誤解されやすいことに、
愛の「意識」として
目覚めることと、
愛に満ちた「個人」
になろうとすることとが
混同されています。

あなたは愛でいっぱいの
人物になろうとしていませんか？
それは人格の
延長でしかなく、
水平進化でしかなく、
自我の肥大化でしかないのです。

個人的な自分
という思い込みさえ
消えてしまったら、
そこには愛しか残りません。

あなたが自分自身のことを、
個人的な人間だと思う「思い込み」は、
相当に強く、根深く、
並大抵のことでは
壊れないようですが、
目撃している意識としての
自覚を保ち続けて下さい。

いっときたりとも、
その意識を
眠らせないことです。