あらゆる全てを超越した宇宙叡智、
それが虚空のカオス（混沌）です。
私も、昔は、
論理や、法則や、思考といったような
「ロゴス」「秩序」こそが
創造主だと思っていました。

でも、真実は全く逆でした。
「カオス」「混沌」「ノイズ」、
それらが
あらゆる創造の苗床であり、
純粋な光が
自由自在に活性化している
ゼロポイント・フィールド
なのです。

カオスは愛の海原であり、
唯一無二（一回性）を
今ここへ生み出すための
神の領域です。

「こうすれば、こうなる」
「このまま行くと、こうなってしまう」
「一万円に三万円を足すと、四万円になる」

このような思考の論理は
全てロゴスです。
一万円という星の点と、
三万円という星の点をつなげて、
さらに四万円という星にもつなげて、
一連の星座を作っただけです。

このロゴスに
入り込んでしまうと、
その星座の中だけで
一生を終えることになります。

永遠のカオスは
全てのロゴスの親であり、
秩序の親であり、
ロゴスなど超越していますから、
私たちの意識を
最高最大に超越させるには、
カオスの中に
戻すことが必要です。

そこからようやく
新化・進化・深化が
開始されます。

無になる、空になる、中立になる、
ニュートラルになる、
透明になる、ゼロになる、
意識として覚醒する、
どの表現を使おうと、
同じことを述べています。私たちの本質です。

虚空のカオスは
「大いなる神愛」であり、
科学や頭脳を超越していますから、
頭や論理を使っていては、
絶対にカオスを
理解することはできません。

そして、カオスの本質である
「創造性」と連結できないならば、
あなたのオリジナリティが
発揮されることは
不可能になります。

本当にあなたが
カオスを知りたいなら、
カオスを「感じる」しかありません。
そのためには、内部観察のために、
カオスに溶けるしかありません。

あなたが「自分の頭」のロゴスを
使うことをやめなければ、
「神の頭」（キリスト脳）を
使うことはできません。

今や、宇宙の意志は、
弥栄（いやさか）へ向かいたい
という方向性が
明確になってきていますから、
私たちもそれと同じような
意識になって、
エネルギー・ワークを
行なっていく必要があります。

そこから新しい境地の
現実世界が見えてきます。
山に登ったところからしか、
新しい景色は見えず、
カオスに入ったところからしか、
新しい現実は見えてきません。

これからは、従来の思考を
使っていても始まりません。
多くの人にとっては、
自然界（カオス）のエネルギーを
「感じるレッスン」から
始める必要があります。
カオスを感じているとき、
愛の光が放出されています。