もともとの全一なる愛の意識（本来の魂）は、
大きく分けて４つの作用を発します。

これが本来の
「いのちの作用」です。

著書「深・古事記/神ながらの道」に
その詳細は載せてありますが、大まかには以下です。

１和魂（ともに調和し、栄えようとする作用）

２幸魂（ますます先々も明るくする作用）

３奇魂（奇跡の連続の作用）

４荒魂（現魂）・・・（１６日のブログにアップ）

不安も疑いも、
「もともとの神魂」には無かった概念だし、無かった作用です。

先々ますます明るくなるはずの
幸魂であるのに、

過去に、魂の周囲に、
不安や疑いという「概念」をくっつけてしまい、

その不純な概念から
低くて重い周波数を発するようになったのです。（この歴史は非常に長いです）

それ以降、私たちの「幸魂」の輝きも躍動も、
重くて暗いエネルギーに包みこまれてしまったのですが、これを「つみ」と言うのです。

もともと「つみ」とは、
魂が不自然なものに包み隠されてしまった様子を「中立に」表現しているのであって、

否定的な罪悪感とは
全く無関係です。

罪悪感とは（意外なことに）、
「正義」の印ろう（モノサシ）を握っている人だけに湧く感覚なのです。

正しくあろうとする人ほど、
「裏」では必ず罪悪感を育てています。

正しくあろうとする習性が強い人は、
清く・正しく・美しくという「正義のたたずまい」をくずせないから、

「正しい人」として
片寄って固まっていき、

いつも身も心も
ガチガチになっています。ゆるむことができないし、のびやかになれない。

そして、ご本人でも気付いていないような「罪悪感」を
過去世から持ち越しています。

だから、その事実をお知らせするために、
ご本人に向かって「罵詈雑言」を吐くような人がサポーターとなって現れ続けてくれます。

おそらく、いつかどこかで
あなたが「私は正しいのだ」と罵詈雑言を吐いた相手、それがそのサポーターのはずです。

正しさを武器にし、
裁きまくった相手です。

相手を裁いたところで、
自分にも正義１００％などありえないから、

そんな自分に罪悪感を持つ。
そして「裏」へ隠す。

ですから、
せっかくのサポーターからのお知らせを無駄にせず、

ましてや反発して
ハラを立てるのではなく、自らの「罪悪感」を見つけ出して浮上させ、

その低い周波数を
「魂の愛」にまで
昇華変容させること。

自分を卑下したり、
罪滅ぼしは不要です。

ただ、卑下や罪滅ぼしは不要でも、
「私は何も悪くないのね」と安心し、再び正義を握ることでもありません。

気をつけて頂きたいのは、
罪悪感や色々な感情を「やっかいもの扱い」して消去するのではなく、

本来の「魂の次元」の周波数にまで
【直す】【戻す】ことです。

祝い直し、
祀り直し、
結び直すのです。

不安・疑い・反発・罪悪感、
そういう低い次元の周波数のままで、

あなたが何を決意しても、何をいのっても、
「許して下さい」を１００万回となえても、何も実りません。

繰り返します！

（プラスもマイナスも）あらゆる全てを、
つまり罪悪感だけでなく、あなたが握っている「正義」「個人的な言い分」も全て、

本来の魂の次元に
シンクロさせて
直す（戻す）のです。

もともとの神魂の周波数へと
「戻し納める（＝直す）」のです。→低い周波数を「変容させる」ということです。→錬金術

あなたの内なる中心で、
魂の周波数を「うけ火」し、

その魂のいのち火（いのち水）にシンクロさせながら愛へと溶かし直すのです。

だから消去ではないし、
消失でもない。

愛から変質した
低い周波数を

愛をもって
「愛になるまで」
溶かすのです。