「テイクオーバー」の技法を書こうとするたびに、先にお伝えすべきことが上から降ってきます。
少しハードで科学的な内容となりました。

過去ブログを調べてみたら、
５年前にも同じことを書いていました。今、あらためて必要なのかもしれません。

また長いです・・・。

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歴史をさかのぼると、
人類を「観念・概念」で支配し、恐怖と不安で操って奴隷化しようとした権力者たちがいました。

権力者たちにとっては
「爬虫類脳」を支配することで、人類の「霊性」が開かれないように封印したのです。

というのも「爬虫類脳」の部分が、
「魂の覚醒」や「霊的な意識」の扉を開くための重要なポイントになっているからです。

爬虫類脳が
できるだけ変容しないようにマインド・コントロールを施しました。

世間一般の多くの方が
いまだに愛の観察意識として覚醒できていないのも、

「分かっちゃいるけど（自我を）やめられない」からであり、
これが爬虫類脳の不具合です。

爬虫類脳の不具合によって、
霊的な進化がおさえこまれるため、

世間一般の方は真の充実と至福が閉ざされ
どことなく虚しさを感じて、「人生、こんなものだ」とあきらめてしまいます。

ただひたすら、死ぬまでの時間を
適当な娯楽でまぎらわし、

単に生き延びるためだけに
日々過ごしています。

まさか爬虫類脳に
「操作」が為されているなんて考えもしないことでしょう。

生きる意欲、コンコンと湧き出る命の喜びや、
新しいモノゴトへのチャレンジ精神など、すっかり失せています。

このような原因を
外に探しても見つかりません。内側の問題ですから。

爬虫類脳は脳幹などから成り立っていて、
そこが操作されてしまうと、大脳皮質を経由せずに理性・理屈ぬきで「反応」します。

「生存反射脳」
とも言います。

爬虫類脳の不具合は、
理性や理屈による説得カウンセリングでは、決して直せないのです。

誰もが充分に
理屈では分かっているのに、いざとなると感情的に爆発するか、フリーズして、

せっかく自然な意欲や衝動が湧いても
言動にあらわせないわけです・・・。

あらゆる戦争は、爬虫類脳によって布告され、
実行され、正当化されます。

自分や身内だけの「生き残り」と、
それに伴う「争い・比較競争」に向かう爬虫類脳の執着は、単に国の戦争だけにとどまらないのです。

それは人間の
あらゆるレベルに
存在します。

権力と支配をかけた対立、
社会的地位・財力・認知度・有名度・影響力などを拡大するような

そんな否定的な争いが
至る所で起こっています。表に出ないときは、人の内面で起こっています。

これは人類の
「集合的な無意識」にまで影響しています。

人間の強すぎる自己顕示欲や、
野望や、競争意識や、他者への羨望や、比較するクセは、

この爬虫類脳の
不具合から来ています。

「みとめられたさ」を
強烈に隠し持っている人もまだまだ多いです。

それらを恥ずべきこととして抑圧せず、
素直に認めるならば、あとあと浄化ヒーリングが楽です。

本来の私たちは「共に調和して栄える」ために、
サポートしあい、協調しあうことができますが、

爬虫類脳の暴走による心理は、
戦い・単独勝利・支配征服を欲しているのです。

その根底に流れているのは、
最強者こそが最適者であるという『生き残り信仰』『サバイバル』の信念であり、

共食いの世界
という認識です。

私たちの本質である「弥栄の根源意識」が
そんなことをするはずがありません。

全一愛として
覚醒していないような自我の人だからです。

色々なジャンルで他者に勝つことは
「生き残る」ことですから、

人は勝敗や所有に
夢中になってきました。

支配したい、負けたくないという欲望は、
その対象が配偶者であれ、恋人であれ、子供であれ、国家や世界であれ、あらゆる状況であれ、

全ては基本的に
爬虫類脳の不具合からです。そして、

大脳皮質の理性を経由せず
爬虫類脳に直接アプローチして、

爬虫類脳の「無条件反射」に
強い影響を及ぼすには、つまり、変容させて不具合を直すには、

かなりの
「理屈ぬきのパワー」が必要です。

それは虚空からの
純粋無垢な全一愛のパワーのことです。

それが根源呼吸のパワーであり
素音の直接パワーです。

全一愛を虚空から「うけ火」するなり、
神社から「うけ火」するなり、光の柱と一体化するなり、内なる沈まぬ太陽の光を「うけ火」するなどして、

その力を「素音」のさらなる活性化、
「根源呼吸」のさらなる活性化を促すことに使うときは、

爬虫類脳へ直接に
アプローチできているのです。

ヒーラーや誰の手も借りずに、
自己ヒーリングとして日々行えます。

これは意識覚醒と
カラダ変容の両面において効果的です。

技法はシンプルですが、
長期講座でしか無理ですが、「実習」を重ねて熟練して頂く予定です。

ただ、技法よりも優先すべき大事なことは、
愛の観察意識としての「自覚」と、「全体繫栄への意のり」です。至誠の心です。

それら全てが
ヒーリングの結果を大きく変えます。

■明日、２８日（火）は
ブログをお休みさせて頂きます。→２９日（水）こそ、テイクオーバーの技法を書きます。