「この私【が】悩んでいるんです！この私【が】苦しんでいるんです！」と、
まだ思ってしまうようなクセの人はおられますか？

「この私【が】、お金の不足で悩んでいます」とか、
「この私【が】、どうしていいのか分からないんです」と、いまだに思っておられますか？

「我思う、ゆえに我あり」
この真っ赤な嘘に気付いて下さい。この幻想から、とっとと目覚めましょう。

私だの、僕だのという【主語】は
後付けされただけ。

その【主語】は
実体がない嘘っぱちなのです。

ユニークな
例で言います。

「この私【が】笛を吹いたから、列車が動いた」と
信じている車掌さんのようなものです。

でも実際は、
列車は勝手に自動的に走っており、笛に関係なく、車掌さんの前を通過しているのです。

でも、その列車の「背後」を見て、
ようやく車掌さんは笛を吹くことができるのです。

なぜなら、物理次元にモノゴトが生じる「前」を
物理的な脳はとらえられないから！

結果が起こった「背後」「後付け」でしか
脳はモノゴトを観れないから。

「あとづけ」で
笛を吹いているにもかかわらず、

「私が笛を吹いたから、列車が動いた」と
脳が「錯覚」する。

錯覚によって
「主語」が立ち上がり、「私が」とう言葉が立ち上がる

ですから、
「私が思考している」は錯覚。思考が通過しただけ。

「私が悩んでいる」は錯覚。
悩み言葉が通過しただけ。

あなたが思っているような
【あなた】は居ない。

これが理解できたら覚醒した証であり、
辛いカルマからは解脱し、制限プログラムの束縛からは自由になる。

あらゆる悩みが
「幻想」だったと分かり、笑えてくる。

そして生老病死の苦痛と、
あらゆる不安が霧散する。

幻想だった【あなた】は消えて、
命の変化躍動と、それを育む神意識が「自分」だったと分かる。

あなたは、本当のことが知りたいのか、
人間という夢の中で幸せになりたいのか、さあどっちです？

今のところ、まだ
救いの「蜘蛛の糸」は見える範囲に垂れていますが、

それも徐々に見えなくなり、
覚醒への覚悟を決めずにダラダラしているならば、

覚醒をサポートしてくれるような
「まともなご縁」には巡り合わなくなるか、

巡りあったとしても、
あなたの手からスルリと抜けてしまったり、タイミングがズレていくことになります。

それは誰もが同じ条件です。
伸るか反るかのカウントダウンはすでに始まっています。

この危機感を
あなどってはいけません。

かくいう過去の私も、
ノホホンと構えていたのですが、ありがたいことに、

ヤクザまがいの脅しをかけて
憎まれることも厭わず、目を覚まさせてくれた人物がいました。

その命懸けの脅しは、
その方法でしか覚悟が定まらない私への、最大の愛でした。

命懸けの脅しは
その人物がやってくれたというより、

その人を通じて手渡された
「創造主」の天意だったのです。

ですので、決して
脅すつもりはないけれど、

モゴモゴ言わないと決めたので、
ハッキリ言いますと・・・

あなたが自我という鎧を外し、
全一な真の自己として覚醒しないつもりなら、

ゆりかごから墓場までという「直線時間軸」から
解放されることはありません。

そして「そのうち・・・」と
日延べしてウカウカしているうちに、

直線時間軸上での時速は
ますますスピードアップするので、寿命が来るのも早く感じると思います。

覚悟を決めて
真実を理解しようと精進するのか、

人間という虚構の夢の世界で
概念上の幸せに酔っていたいだけなのか、あなたはどちらでしょう？

先日の博多のセミナー会場で
感じたことですが、

数名の方々が覚醒されて、
全一愛に溶けておられました。そして、覚醒間近まで来ている方も多いと感じました。

心から
お慶び申し上げます。

そうなっていない方も、
薄皮一枚、あと少しの理解＆気付きだけです。

とにかく、人間界の常識という
トリックを見破ることです！