怖れを手放したかどうか、
（やっているつもりでも）ハッキリ分からない、というご質問をお受けしました。

たとえ
感覚的に分からない場合でも、

色々な怖れが
本当に撤廃されたなら、

社会に向けて
日常の行動力や実践が変わります。

すごく簡単なことでいうと、
今までは嫌いな人にでも、明るい声で挨拶できるとか・・・。どうでもいい明日のことを考えなくなるとか・・・。

そして怖れは、
表裏一体ワンセットになっていますので、そこは見逃さないようにお願い致します。

たとえば、
「独りあること」への恐れを持っている人は、

「人々に執着すること」への怖れも
同時に持っています。

「独り在ること」だけに意識を執着させると、
世間に入っていくこと自体が怖くなるばかりです。

なので、つながりを「手放すことへの怖れ」と、
つながりを「持つことへの怖れ」、この両方の怖れに対応することです。

「独りあること」は内面自立のことであって、
社会に背を向けることではないのです。

でも、大事なのは、
怖れを手放したあとのことです。

せっかく
自由になった意識とカラダを、

どのように
世の中で
活かしていくのか、

これがスッパ抜けていては
意味がありません。

頭はすぐに
壮大な何かを期待しますが、

日々の目前の業務から逃げていては、
弥栄に誠を尽くすことにはなっていません。

講座・本・ブログなどで学んだこと、
日常で気付いたこと、すでに知っていること、

それらを日々意識して
「実践」し続けないと、カラダの素晴らしさを知り尽くすことは出ません。

上ばかり見ないで、
足元をしっかりさせ、腑に落ちるまで,やり続けることです。

習って知っただけでは、
意識＆カラダは薄っぺらいのです。

天意として気付いたことを
実行していくことで、カラダにも重厚感が出ます。

すると、一日一日が、
密度のある日々になっていきます。

仕事の「手順」を覚えることと、
仕事を覚える（きわめる）こととは大きく違います。いかなる仕事も奥が深い・・・。

要は、人生や社会が
退屈で不幸なのではなく、

自分の内面が
退屈で不幸なんですから。

それは、ご自身の
「意識の軸」と「生き方の軸」が、しっかり定まれば解決します。

日々ワクワクするには、
初心（Origin）に戻ればいいのです。

コシノジュンコさんも
「新しいものを生み出し続けるには、Originに還るしかない」と言っておられた。

初心（Origin）の自分を軸にすると、
毎日がデビュー戦となりますから、ワクワクです。

カラダの能力や才能は
「生きる力（命力）」から出てくるもの。他の何からも出てきません。

そして、愛で相手に関わる力、
愛で全体（人々）に関わる力が、まさにあなたの「生きる力」となるのです。

ご自身の「生きる力」を、
世間でどのように活かしていきますか？

講座で習ったことを、
世間でどのように活かしていきますか？