即身成仏というタイトルで、
過去にも記事を載せたことがありました。

即身成仏は、
「現実世界のこの身のままで、すぐに仏になること」とか、

「生きている人が現世に存在しながら、
仏界次元の大日如来と結合して仏になる」という意味です。

ただし、もう今となっては、
肉体を持ったまま「神」として覚醒する【即身成神】と言うほうがシックリきます。

実のところ、
人が肉体死してしまうと、

自らの意識を完全に失う方が
ほとんどです。

そうなれば、
意識の覚醒など、もうほとんど不可能になる。

そのことは皆様にも
もう分かって頂けると思います。

やはり、肉体を持っている間に、
神魂としての覚醒をするほうが簡単だと思います。

ところで、お盆には少し早いのですが、
「上」からメッセージがきましたので、ウランバーナについて書かせて頂きます。

「お盆」は、
正式には盂蘭盆会（うらぼんえ）といい、

インドの言葉「ウランバーナ」に
由来しています。ウランバーナとは「逆さ吊りで苦しむ」という意味。

肉体を持っている間に、
神の意識として覚醒しない人は、

人間自我と一体化したままなので、
自我を解体できません。光へと昇華させられないのです。

「現象世界」にも帰れないし、
かといって波動が違いすぎて「神界」にも行けないから、

半物質の中途半端な「幽界」に
意識がとどまります。

そして、「今後、どうしていいのか分からない」
という非常に苦しい意識になります。

「幽界」は
感情や想念の世界ですから、

自らの想念が作り出した地獄というバーチャル世界に
落ちてしまうような経験をする人もあります。

今ここに書いていることは、
覚醒せずにお亡くなりになった方々や、先祖たちのことについてですが、

その先祖の方々は
「あなたの内側」の幽界次元にとどまっているのです。

そもそも先祖とは
何かと言いますと、

「あなたの自我」を
構築している要素のことです。

あなたの意識が覚醒せず、
個人的な自分自身に執着して、自分を手放さないようであれば、

自分自身が
先祖の集合体であるので、昇華（成仏）できるはずがないのです。

繰り返しますが、
個人的な
自分自身とは、
先祖たちの
寄せ集め
のことです。

意識の覚醒、
つまり「即身成神」が、いかに真の先祖供養になるのか、

これで少しは
分かって頂けると思います。

以上のことを踏まえて、
今までに一度もやったことがない「盂蘭盆会の正式供養方法」を、

今年７月６日に
（セミナー形式で）お伝えしようと思います。

阿闍梨クラスの僧侶が行う供養方法を
少し簡潔にした内容となります。

そして、供養方法をお伝えするだけでなく、
当日にご参加される皆様が施主となって、皆で共に供養を行う日にしたいと考えております。

初めてのチャレンジですが
詳細は、またブログにアップさせて頂きます。

■３０日までは、田舎に帰省しております。
身内の介護もありますので、３０日までブログはお休みさせて頂きます。