●あなたは【意】（＝意志・意図）そのものです。
【意】が本質です。自己の全てを知りたいという【意】そのものです。ますます弥栄である自己を知ろうとする【意志】があなたなのです。自分を愛しているから自分に興味があり、こよなく知りたいのです。
【意】を意思表示することを【意宣り】（いのり）といいます。

ですから、あなたは【思考】ではないわけです。無限無数の思考の中から、どの思考を選んで【意図・意志】するのか、そこがあなたの根本的本質なのです。思考に振り回される側ではなく、思考を選ぶ側であって下さい。

【自分は自分、人は人】
まさにこのタイトルの本がバカ売れだそうです。これだけを１冊の本にしなくてはならないほど、多くの方々が、自他の間に妙な癒着を持っていらっしゃるのでしょう。無条件の愛（YES!OK!）ではない関わりを手放すときが来ています（じつは、とっくにそうでした）。天上天下唯我独尊となって、自立するときです。

【自分は自分、人は人。】
これは他のことにも当てはまります。自分ではないものを「かまうな！」ということなのです。
自分は自分、悩みは悩み。（自分は自分、問題は問題）
自分は自分、思考は思考。
自分は自分、感情は感情。
自分は自分、昨日は昨日。
自分は自分、明日は明日。

【問題を解決するな】
そのような題の本も出ています。まさにそのとおり！自分ではないものを「かまうな！」です。
問題を造った次元では、問題は解決できないからです。（以前の本に書きましたし、アインシュタインも言っています）。問題の次元から外れて、問題のない次元に行くしかないのです。
問題をかまうことなく、解決した自分（＝空）になっていればいいだけです。新たな【意】を表示して・・・。

【人生には【いみ】がある】
先日、名古屋駅でお茶していたら、急にこのフレーズが来ました。「人生には【いみ】がある」と。
それは中立な解釈をすれば、まさに人生の根本を述べた言葉でした。
【い】は【意】ですから、意志・決意・意図のこと。
【み】は【実】ですから、結実（＝結露）のこと。
以前のブログに書いたとおり、『【い】のる』から『【み】のる』わけです。
人生には【い】と【み】がアルのです。【い】【み】がある人生しか存在していません。

この【い】を、古事記ではタカミムスビノカミ、【み】をカミムスビノカミと呼んでいます。
【い】【み】は全て『空』から生じます。この『空』を、古事記ではアメノミナカヌシと呼びます。
『空』、【い】、【み】、これらを【造化の三神】といいます。宇宙真理の創造の全てが【造化の三神】の法則の中に含まれます。