「弥栄(イヤサカ)の心」は神の心

| すぴりちゅあるブログ

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私たちは小さい頃から 『偉くなりなさい』 と言われて育ってきます。
あまりハッキリと言葉に出して言われなくても、何となくそのようなニュアンスをもって周囲から圧迫されるようにして育てられます。
この 『偉くなりなさい』 の意味が、どうにも誤解されやすい言葉になっているのです。
何らかの 「仮名」(肩書き、身分、条件)を持っていることが 「偉い」 という意味になって、そのような認識が世界中に蔓延しているからなのです。

何かが何かよりも優れているという認識や考えのもとに、その優れている 「偉い人」 とやらになるために、過激な競争が始まります。(競争そのものが悪いとは申していません)

そのような競争に勝てた人は、自分だけの能力で成功したと勘違いをして、うぬぼれていきますし、負けた人は卑屈になっていきますし、何とも気持ちよくない世の中になっていってしまいます。
卑屈になった人も、表面はおとなしそうに見えますが、内心は成功した人への反抗心・嫉妬心を持っていますし、機会さえあれば成功した人を引きずり落としたいか、あるいは遠巻きに不幸を願ったりしています。

これに比べて、本来の 「偉い人」 というものは、 「弥栄の心」 の【自覚と実践】の程度によって決まっていくものでございます。

小さい状態から大きくなろう、狭いところから広いところへ出よう、低いものから高いものへ移ろう、これらは子供・大人を問わず 【いのち】 の根本性質ですので、【いのち】 はいつもそのように 「発展繁栄しようとする動きをもつ心」 として現れます。

この 「弥栄の心」 を、夢・希望・欲・向上・理想などと表現します。
これらは自然な神の本質、【大生命】 の本質ですので、その 「弥栄の心」 を素直に動かすことと、形式上で 「偉い人」 になることとは全く関係がありません。

稲羽の白ウサギが、最初は小さな隠岐の島に住んでいても、 『もっと大きな陸地に行ってみたい!』 という夢や希望を持つわけですが、このような自己の生長・発達は、ありのままの 【いのち】 の動きでありまして、生きとし生ける誰もが 『もっと素晴らしい体験をしていきたい!』 と思うことは決して理屈ではありません。

そして、『他者もまた自分と同じく生長・発達するように!』 と願い喜ぶ心が 「弥栄の心」 です。

これらの 「弥栄の心」 は、『さあ、そのように生きるぞ!』 という明るい元気いっぱいの意思が非常に大切で、明るくイキイキと元気な 「清明心」 で実践していくことなくして真の 「弥栄の心」 とは申せません。

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