同一化への執着

| すぴりちゅあるブログ

どんなにイヤでも、肉体から離れる死の段階は来る。
そのとき、ほとんどの人が自意識を失くす。無意識になる。そのまま無意識に過ごし、やがて新たな受肉の瞬間が来ても、やはり無意識なままです。
無意識だから、覚醒して気づきがないから、全く覚えていない。
多くの人は、肉体が無いときの自分が一体どう観じるかを知らないのです。

肉体の中にいないとき、あなたは自分が何者かを知らない無意識状態になっています。
肉体を自分だと信じて、肉体や思考や感情に一体化したままだから、肉体の消滅と同時に観察意識も薄れてしまうのです。もし、肉体・思考体・感情体が自分ではなく、意識が自分であり、その自分が借りている着物が肉体・思考体・感情体だと本気で分かっていたら、あなたの意識は覚醒したまま、全てを覚えているはずです。

ゆうたいでも残念ながら、あなたは個としての肉体を自分自身だと強く思い込んでいるから、肉体・思考・感情が無いときの自分を知らない。
あなたが知っているのは、受肉している時の「肉体化」のことしか知らない。体の中にいるときのことしか思い出せない。だから、「自分と身体は別物だ」という事実を忘れてしまった。これもひとつの認知症のようなものです。

ここで知っておいて頂きたいことは、幽体離脱の段階ではまだ「感情体・思考体」と同一化したままだということで、完全なる純粋な観察意識にはなっていません。仕方なく肉体だけは手放したけれど、感情体と思考体に執着したまま幽霊になっただけです。(画像は幽体離脱)

あなたは自分のことを、この個人的な肉体や思考や感情のことだと信じている。頭では「肉体ではない」と無理やり言い聞かせているけれど、100%分かっているわけではない。ただ偉い人々がそう言うから、もしかしたら?くらいには信じてみたりする。でも、本気でそこを100%腑に落とそうと追求している人はまだまだ少ない。
「思考や感情に一体化するな、同一化するな!」と言われたとき、まず、同一化が何なのかが分かっていなければお話しにならない。

「自分は○○だと考えている」「自分は悲しい」「自分は怖い」
これが変だと見破れないなら、同一化からは絶対に自由になれない。何かとの同一化からは絶対に未知の世界に入っていけない。神の奇跡の世界に入っていけない。
自分が考えている?とんでもない!
自分が悲しい?怖い?とんでもない!
自分が考えているのではないし、自分が悲しいのでも怖いのでもない!

あなたはただ観察しただけ!思考の内容がどういうものかを観察したし、感情の内容がどういうものかを観察しただけ!
あなたの本性である「観察する意識」には悲しみも恐怖もない。
観察意識には特定の思考もない。静かな至福と愛があるだけで、その状態から全ての思考と感情を観察しているだけだ。
そして、もうイヤというほど充分に思考と感情を観察したのではないでしょうか。
思考や感情などの古い情報をもう観察することのムダに気づいてもいいのではないでしょうか?
そして、思考と感情を観察するために、それを想起するような現実をわざわざ創る必要などないのではないでしょうか。

今やもう神のゲームに入ってきているのです。今までのゲーム材料(思考)を全て返上することによって、エゴの完全溶解が起こり、神のゲームに入ることが可能となります。
今までの思考や感情などの粗い周波数とは完全に異なる精密で神聖な領域へ入ります。
あなたはその前に、個人を溶解させるという、まさに個人の死を覚悟する必要があります。まことの個人になるために!

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