身体にこびりつかせた過去の記憶は、相当に覚醒していないと無意識に引っ張りこまれていきます。病気、金欠、人間関係、そういう領域を通じてあらわれる身体のクセです。そのクセは、記憶をもとに【独特の波動】を繰り返します。

病気が治りにくい人は、今朝の病状（つまり記憶）を【たった今】も身体的に思い返してなつかしむのです。「そうそう、こんな感じの体調の悪さ」という具合に。
わざわざその体調の内容を語り、その身体の記憶にフォーカスし、たった今、新たな健全さが身体に入ってくるのを許さないのです。
記憶のほうに郷愁を感じて、新しい健全な身体感覚に違和感を覚えるからです。
不健全なほうの身体記憶を何度も反すうして、たった今も身体に刻むのです。
身体に刻んだ記憶によって、記憶どおりの体調を維持させるのです。

金欠の方も、今朝の（あるいは昨夜の）金銭状態を【たった今】身体的な波動で思い返してなつかしむのです。
金銭の枯渇した感覚、足りない感覚、不満な感覚を、わざわざ口に出してみたり、身体感覚を使ってリアルに思い返してみたり、反すうして、その貧困感覚をなつかしみ、維持するのです。「そうそう、こんな困った感じ！こんな追い詰められた感じ！こんな貧困感覚！」という具合に。なんども反すうして、身体に刻むのです。

豊穣の至福の感覚に違和感を覚えるからです。「これは自分の感覚ではない」と。
要するに、病気も貧困も、身体感覚での【慣れ】の問題です。
なぜ、肉体を持つのか？この物理次元で、肉体レベルで、至福に満ちた実践をするためです。
その大切な肉体を、過去に慣れ親しんだ身体記憶のままでいさせているから、至福に満ちた実践ができないのです。

過去に郷愁を持つクセに対しては、覚醒して、意識的にしっかりと自己を観察していないと気付くことができません。自己の内側を観察する大切さを忘れ、過去の思考や、過去の身体記憶を復刻させてしまうのです。

日々いつも味わいたい身体感覚は？
日々いつも感じていたい身体感覚は？
それを肉体でちゃんと実践してあげて下さい。２４時間実践しても、慣れるまでには４ケ月ほどかかります。今まで、何十年もその古い身体感覚を肉体に刻んできたのですから、４ケ月くらいは仕方ありません。慣れですよ、慣れ！！
私もこうやって古い身体感覚（病気感覚＆貧困感覚）を変えて、まともな人生を取り戻すことができました。だから、本気でやって下さい。
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◆メタモルフォシス８１　を修了した方 ＆ 受講中の方へ
本日のフォローアップへご参加された方々は、本当にお疲れさまでした。そして、明日受講される方々へもあわせて、今夜のブログの内容を腑に落とし、実践されて下さい。
そのために「キリストのパンの儀式」を講座の中で致しました。シンプルですが、あれ以上の瞑想はないのですから、宜しくお願い致します。