◆時間に二種類あります。

以前、時間は、【毎瞬ブツ切り】と書かせて頂きました。
それは【今ここ】という、二度とない貴重な瞬間という意味で、過去のどれでもない瞬間であり、未来のどれでもない、唯一無二のブツ切りの瞬間です。
この物理空間において、水平に展開する【有限の一瞬】は、ボ～ッとしてると味わいそこねます！

そして、もうひとつの時間。
これは、下から上へ垂直に流れる【無限のいのち】という【垂直時間】があります。
これはブツ切りではありません。
連綿と永遠に続く【無限のいのち】です。
この【無限のいのち】の流れは、全ての過去を含み、全ての今を含み、全ての未来を含む永遠無限のものです。
【ワンネス】とか【全体はひとつ】というものの正体は、この無限の総合いのちのことです。
これがルーツであり、あとは枝分かれして水平に個別で現れるだけです。

時間というものを、まことの表現でいいますと、【いのちの進行の様子】のことを指しているのです。
時間とは、森羅万象が発展進行する様子をあらわす言葉です。
無限の垂直時間と、有限の水平時間、このふたつを表現したものが【十字架】です。
キリストが言いたかった復活や再生は、このことです。
そして、以上の意味から、【地】に舞い降りた堕天使（ルシファー？）こそが、真の豊穣の天使です。