■長くなりますが、必見の内容ですので、
休憩しつつでも　最後までお読み下さい。

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生きているように見えようが
見えまいが、
この世の存在する全ては、皆、もれなく語っています。
それらなりの「ことば」を放っています。

つまり、ことばの真の意味は、
命の息吹きのことです。
愛のほとばしりのことです。
言い換えると素（す）の呼吸です。

純粋なことばは、【生きる意志】の
エネルギー表現そのものです。

従って、真のことばには
否定的な意味づけは一切
存在していません！

生きて、生きて、生きる喜び、
もっと末永く栄えて生きようとする【意志】、
それがことばであり
呼吸であり
息吹き（意吹き）です。

現代人が使っている言葉は
「概念」の側面ばかりクローズアップされ、
その【意味づけ】に「気」を取られ、ご本人の息吹きが抜かれている状態。

これでは日常が病的になるのも当然。
だから、以前、
「概念を捨てて下さい」と提案させて頂きました。

現代人の言葉は、
単に口と舌の助けを借りて、
より激しく発動された「呼吸」に過ぎません。

意味づけに「気」を抜かれ、
ただ激しいだけで、肝心の息吹きが変質しており、
いのちパワーが
弱くなっています。

古代においての、
人が用いたことばは、
お互いの呼吸をチャネリングしあって、
その瞬間の
直観によって形成されたものでした。

お互いの生きた呼吸、ナマの呼吸、たった今の新しい呼吸、
それをチャネルしあっていたわけです。

生きているようには見えない「周囲の空間」も、
実は呼吸して生きています。
このことは、私も
もう随分と昔から何となく分かっていました。
空間も常に呼吸し、
常に語っています。

あらゆるものは実によくしゃべり、
呼吸を通して
生の【意志】を放っています。

芸術作品であれ、技芸であれ、物質であれ、
いかなる形態をとろうとも、
そこには命の光が
貫通して流れており、
その命は必ず【意志】を表現しています。

このことが理解できない人は、
大切なことを
何も知ることができず、「身体感覚」は閉ざされていきます。

身体感覚が閉ざされた人だけが、
恐怖と疎外感を
味わいます。

一般人の耳に聴こえないからといって、
「命（呼吸）が話していない」
などとは断言できません。

耳に聞こえるだけがことばではないのです。
本来、人は、耳からだけでなく、
【全身の気穴】から
ことばを聴いています。

気穴、気孔、そこから入ったことばは、
身体の奥のすみずみにまで浸透し、
“心底”のゼロ穴にまで入り、
虚空へと筒抜けていく。

あらゆることばは、
必ず伝達され、連絡され、表現されていきます。
メッセージや
上からの啓示としてやってくるものも、
全てがことばです。

結論を申しますと、
それぞれの生命が持っている
特殊オリジナル任務というものが、
何かを【伝える】ことだからです。

一見、無言・無音・沈黙であるかのように見えても、
宇宙の全ては語り、聴き、
伝えあっています。
沈黙しているものなど何ひとつ無いのです。

ところが、地上界の
人間の表現でいうところの「言葉」といえば、
耳に聞こえるだけの文字か
概念に限られています。

他にも、もっと聴こえるものがあることを
忘れています。
人はもはや、天上のことばを聴かず、
ただ地上界の
人工的な「概念言葉」「思考」を聴くだけ、放つだけに
成り下がっています。

私たちが、全宇宙の「全一愛の大河」へと充分に溶けて同調するようになると、
天上の声（虚空の意志・ことば）が
聴こえるようになります。

現代人の多くは、
今この瞬間の「生きていることば」を聴いたり、
理解する能力を
忘れました。
それは使わなくなったからです。

あらためて、今から
また使い始めればいいのです。

その為には、
頭をいっさい経由することなく、
直接、全身の気孔から聴く（＝観じとる）
ようになさって下さい。

全身でニュートラルに聴くことが先で、そのあとに、
ようやく頭での理解が起こってきます。

※ただし大脳ではなく、
小脳が先に働いてから、
聴いた内容がようやく腑に落ちるらしいのです。