真名(まな) と 仮名(かな)

| すぴりちゅあるブログ

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本日の久々のダイレクトメッセージから。
【いのちを全うして生きる】ことを【まっとうな人生】と言うのだ! 小ぎれいで正しい人生のことではない!
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森羅万象の本質的事実をあらわす名称、まことを表現している名称、それを真の名、つまり【真名】と古事記では呼んでおり、全ての物理的な形を成り立たせている真髄(中味)が真名なのです。
それは、「形」の中に流れて循環している「いのち」の【ひ】(光)のことです。
真名という「いのち」の【ひ】によってのみ、「形」が形としてこの世に存続できるわけですが、その形のほうは【仮名】と呼ばれています。
伊藤一郎も、山田夢子も、仮名です。~会社も、~一族も、仮名です。

先日、こういうご質問を受けましたが、そのことに心からお礼申し上げます。(私にとって、大変深い意味を分かることができました。)
「可愛がっているお花に虫がつくと、虫を殺さなきゃと思うけれど、虫も可哀そうだし、だからといってそのままだとお花が枯れてしまうし、どうしていいのか葛藤します」
「魚もお肉も好きだけれど、そのために殺生をしている気がして罪悪感を感じる」
以上のような葛藤や悩みは、古事記において「天津罪(あまつつみ)」というように呼ばれていますが、よくよく考えてみますれば、「真名」という【ひ】が実質的な本体であり、花、虫、魚、動物という表面の形だけを見るなら「仮名」なのです。

「仮名」はどこまでいっても形でしかなく、【いのち、ひ、それ自身】ではありません。
【ひ】という「真名」が、様々な「仮名」の形の中に「無形の姿」を輝かせて現れているだけです。
「仮名」の消滅や変更はあっても、実質的な「真名」の変更はなく、永久無限に存続し続け、花が虫を食べようと、虫が花を喰い荒らそうと、大魚が小魚を飲み込もうと、私たちが肉を頂こうと、そこには【いのちの融合】、言い方を変えると【ひの合流】があるのであって、これも統合ということですから、悲しんだり、葛藤するようなことではございません。

「真名」は、【自他ともに生きよう】とする【ひ】のことですから、自ら生きようとする【ひ】が他の色々な「仮名」に入り込むことで、他の形を生かすことになっていくのです。
花も虫も動植物も、他の形である「仮名」の中へ取り込まれていくだけですから、自らの【ひ】を消滅させたわけではないのです。
自らの【ひ】を消すことなく、他のためにもその【ひ】を生かし続けていくのです。
まさに自他ともに栄えることに貢献していきます。
ですから、「(おいのちの【ひ】を)いただきます」と感謝して、喜びでもって召し頂くわけです。

いのちの量は何も減ってはおりませんし、消えてもいません。

でも、確かに、今まで存在していた形が無くなったかのようにみえることは、人としては辛い感情も湧くかもしれません。
でも、現実界は常に進化・発展・向上・繁栄するという性質上、全ての形(仮名)は、その時その時の【かけがえのない有限】であり、一期一会の貴重な状態なのです。
だからこそ、「今ここ」という一期一会の「仮名」をのがしてはなりません。
その一期一会を全うさせ、その状態や形を感謝して味わいきっていくことが、有限の「仮名」に対する「あい」(天意)だと思うのでございます。
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(※ なお、アドバンス受講者、透視受講者の方々は、掲示板を続けてお読み下さい。)

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