◆徹底してご理解頂くために、繰り返し、根本的な真理を書かせて頂きます。ここが完璧に腑に落ちないと、頭は不安だらけになります。骨の随まで染みこませて下さいますように。

中立な全体愛の視点から、あらゆる全てを観察している虚空。

その虚空の中の、はっきりと目覚めている視点をゼロポイントと言いますが、

ゼロポイントは観察するための対象、つまり「反射ポイント」を創り出します。

そして反射ポイントだけが、波動的に低次へと降下してきたのです。

これをディセンションといい、アセンションの逆です。

ですから、誤解しないで頂きたいのは、

私たちの本質（ゼロポイント）が波動降下したのではなく、

あくまでも観察の「対象」が物理次元へ降下しただけです。

私たちの中核のゼロポイントは、どこにも移動せず、一歩も動いていません。

常に「今ここ」（ゼロ点）に居続けており、その代わり、

観察するための「対象」のほうだけが

変化し続けたり、移動し続けるのです。

私たちは、ゼロポイントであることを忘れ、

人間という「対象」にのめり込みすぎました！

人型生命体という「対象」を自分だと錯覚しました！

もしかしたら、あなたも今だにそうではないですか？

だから「対象」（自我）のほうがアセンションするとか、

悟っていく側だと錯覚したのです。

あなたは人ではない。他者も人ではない。

それなのに、人型生命体にすっかりハマりこんで、

「対象」のほうを自分だと思って、

対象に重心を置くかぎり、完全アセンションは困難です。

私たちの本質は、全ての次元（時空）にわたって

あまねく遍満する「一なる意識」（全一の意識）（ゼロポイント）です。

この意識は、全体と同時に、

個々の分離した部分にも気付いています。

バラエティに富んだ観察をするために、

「断片化」という狭視野な幻想を用いたのです。

断片化の前の、全一（全体性）の意識は永遠不滅であり、

結局のところ、あらゆる人型生命体（各自）の視点から外を観ているのは、

この「一なる意識」だけです。

これが、あなたの真の自己です。

あなたが、「自分はゼロポイント（一なる意識）である」

という真実を深く理解すると、

今まで「対象」という断片に置いていたはずの意識の「重心」が、

ゼロポイントに戻ってきます。

真の中心（ゼロポイント）に「重心」が戻ってくれば、

ゼロポイントが安定し活性化します。

それは創造主が安定するということです。

創造主という中心が安定して初めて、

周辺の対象が自由自在に創造されていき、

出来事やモノゴトが変化し、

さらに進化するのを「観察」できます！

たとえば、自動車のタイヤの「中心」が安定している時、

タイヤの周辺部分の回転がしっかりして、

進み方がスムーズになります。これと同じ理屈です。

あなたは人間というボディを観察している純粋なゼロポイントであり、

同じように、他者の本質もゼロポイントなのです。

そこを決して忘れないことです。

自他の本質を忘れると、差別が起こり、優劣の概念が湧きます！

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皆様に、日々認識して頂きたいことがあります。今後の観察行為にとって、忘れてはならないことです。

１、ゼロポイント（永遠の一なる意識）

永遠に「覚醒」し続ける意識です。その自覚を絶やさないで下さい。

２、反射ポイント（不滅の生命存在）

ゼロポイントが観察する対象は、不滅の存在です。だから決して死なない。それは完全変化（＝深い死）をすることによってのみ、不滅となり、死なないのです。

つまり、反射ポイント（対象）の中身が完全に入れ替わって変化することで、不滅の生命体になるというパラドックスです。