一般的な筋道や理法は

「こと」とか、「ことわり」と言います。

その中でも、天地や自然にのっとった状態の「こと」、

調和秩序のある「こと」を、

特別に【まこと】と言います。

　　　　　　・・・・・（「神ながらの道」より）

宇宙の真実や事実、

つまり【まこと】というものは、

イキイキと生きているもののことであり、

あっぱれな喜びと離れているものではありません。

喜びを伴わないなら、

それは森羅万象の真実ではなく、

【まこと】でも何でもありません。

辛さや苦しみは、

本来の宇宙には存在しておらず、

本当の現実とはいえないのです。

皆で調和して、

イキイキと喜んで生きているものが【まこと】であり、

【いのち】の本質なのです。

これが宇宙創造の原点の「天意」です。

生きている喜びが全ての「おおもと」で、

その思いの現われが【いのち】なのです。

でも、一般社会においては、

教義・理法・筋道・理屈・概念といったような、

固定された堅いもののほうに重きを置いて、

調和しながら変化発展する生きた状態の

【まこと】をないがしろにしています。

そうなれば、辛さや苦しみが生じるのも

当たり前のことです。

【まこと】を重視せず、

マインドの理屈や解釈や思考を

優先するようになったため、

結果として、【いのち】が躍動しなくなったのです。

今日はハロウィンですが、

ちょうどブラックムーンと重なります。

ブラックムーンとは、

新月がひと月に２回ある現象のことです。

ブラックムーンは、新しく生まれ変わることの象徴です。

ただし、新しく生まれ変わる（Rebirth ）には、

新しい自分になるように「目ざす」ことではありません。

過去世から、先祖から、引きついできた

全ての価値観やプログラムを、

いったん全部「天」にお返しすることを言います。

古きものが消えれば、

それが新しい状態ということです。

創造の原点の本質から、

大きくズレて歪んでしまった道を、

「まことの道」（神ながらの道）へと修正することが、

新しく生まれ変わるということです。

先生、親友やパートナー、

世間、社会、学者、親、学校、会社、

そういった「あなたの外部」から与えられたエネルギー、

誰が書いたものかさえ分からない、

古い「人生のシナリオ」に沿って「無意識に」生きることから、

「意識的に」脱するのです。

そう、たった一人で！