■脳に関する重要なお話しですが、先に、昨日の補足から・・・

生きている生命体（有機的な個体）には、
必ず生エネルギーの
中心がある。生の電源です。
この中心は必ず
虚空（創造主）と連結しています。

私たちの中にも
イキイキと生の輝きを
生み出している中心がある。
ところが、
自我にはそんな中心が無い。
言葉の概念という部品で
組み立てられたラジオに過ぎない。

あなたが、
「私は◯◯だ」という言い回し、
つまり、単なる部品でしかない言語
に真実味を覚えて一体化するたび、
その自我ラジオは
勢いを増す。

低い周波数を放ちながら、
自我ラジオの公開放送が
日々始まる。
あなたを主役にした悲しい感情ドラマの放送？
うらみつらみの放送？
恐怖や不安の放送？

この古い自我ラジオが解体されれば、
生の輝きが内なる中心
から出てくる。
新しい放送内容（未知）が出てくる。
この次々と出てくる新しい生の輝きこそが
あなたの自然な姿です。

新しい未知、新しいあなたは、
生の輝きそのものであり、
高い周波数として訪れる。

あなたの意識が、
その高い周波数を感じる時、
宇宙的メッセージが
理解できます。

自然なものを素直に感じる感性が大事。
そして、感じるには右脳！！

では、以下は本題に入ります。
長くなりますが、宜しくお願い致します。

…………………………………………..

私たちは二つの頭脳を持っています。
二つのマインドがある
と言ってもいい。

ご存知のように、
脳には二つの半球があります。

論理や理屈や分析などの
ロゴスを担当する左脳には、
型にハメられた秩序しかなく、
自由性はなく、命はなく、
元気な野性味もなく、
創造的ではありません。

左脳は男性性の働きです。（女性も持っていますが）
まるで軍隊のようで、
プログラムされた通り、
条件づけされた通りに、忠実に実行します。

そして、
習得した以上のことは出来ません。
「既知」を反復するだけです。

左脳マインドは、
あなたのオリジナルな才能や、
独自の創造性に関する限り、
全く何もできません。

「未知」「新しいもの」
に関しては、
何もできないのです。

つまり、左脳は
過去にすでに習ったこと（既知）
しか出来ない。
習ったノウハウを効率よく、
機械的に行なうが、そのパターンしか出来ない。

理屈っぽい人、
理論を主軸に生きようとする人、
算術（計算）ばかりする人などは、
左脳優位で生きています。

自我は
左脳優位の傾向にあります。

ただ、
左脳だけが必要な状況もあり、
買い物をする時、
色々なビジネスの場などで、
中立に左脳を使えるなら、
こんなに便利なものはありません。

それでも、左脳が優先になってしまうと、
ただの知識人でしかなく、その人の知識は
エゴの肥大を助けるだけ。

そうなると、私たちは、
人生や命を生きているとは言えず、
どんな愛や創造性を
自然界からギフトされていても、
全く分かりません。愛を感じられないのです。

正しいとか、間違っているとか、
そういう区別も左脳ですが、
その判定が
右脳の創造的ジャンルにまで
及ぶなら、不自然なことです。

愛、喜び、祝福、感謝、深い感動、
そういった高次の周波数を
感じられないなら、
人はどれだけ生き続けられると思われますか？

生の潤いが
全く感じられないため、
そう長くは生きられない。するとドラッグに走る。

右の半球、
右脳は女性性ですが、
型にハマッた秩序から自由であり、
混沌ノイズの半球です。
まさに自由の女神です。

右脳は
壮大な宇宙的混沌に
つながっており、
理屈（ロゴス）を超えた
愛の半球です。

私たちが
古い既知を超え、自我を超え、
新しいものや未知を経験するには、
意識的に、自発的に、
右脳を
動かしていかねばなりません。

感性を取り戻す
必要があります。

右脳は、この世の
「真善美愛」に関する
素晴らしいセンス（感性）を持ち、
オリジナルな創造性に対する
洞察力に優れています。

ところが、
私たちの学校教育は、
右脳を停止させ、
左脳を優位にする仕組みになっていました。

ほとんどの人が、
オリジナルな才能を
発揮できないようにシステム化されたまま、
成人になっていったのです。

真の賢人たちには
もう分かっていることですが、
右脳は
一番大切で最終的なものです。
物事の中心土台にすべきものです。

左脳は「右脳の手段」
に過ぎず、
右脳に奉仕する側近なのです。
宇宙の虚空につながった自由の女神、
その右脳が生のための主人です。

これは、古事記「神ながらの道」
の原書にも
記されています。