新しい読者も少し増えておられるようなので、
スター・ハートが皆様に本気でお伝えしたい根源的な主旨を、あらためて今ここに書きたいと思います。

皆様がハマっている「偽の自己」という「型」を脱ぎ去って頂き、その偽の型を超えたところの、自然で伸びやかな真の自己を誕生させ、進化（新化）させたいというのが、天と地の意志であり、それはManaの意志でもあります。

今後も、誠心誠意  書いて参りますので、どうぞ末永く、日々お付き合い下さいませ。

…………………………………………..

どうして人は
エゴ・自我を確保し続けるのでしょうか？
それは真の自己が
全く分からないからです。
型を超えた予測不能な
本当のあなたを怖れているからです。

本当の自分とは、
完全に未知であり、予測できず、
それは今までとは全く別者の「全く知らない人」だから、
あなたは怖いのではないですか？

ですから、すでに知っている
よ～～～く馴染んだ過去からの自分を
「これが私」というように
勘違いしておきたい。

未知の自己を知るのは怖い。
かといって、
おのれをなくしたままで、
人生を生きるのはとても困難だから、
仕方なく、代替物として
創った偽の自己を運び続ける。

実際、「真の自分」を
完全に知り尽くすなど、
決してありえない話しです。

真の自己は
どこまで経験しても無限の未知であり、
非常に広大なものであり、
神秘的なままであり、
解明できないほどの全体性だからです。

科学者の知性や、
AIを使ったところで、
真の自己を見通し、考え、洞察することなど
絶対に不可能です。

そのような解明できない不可知な自分を
喜びをもって
知っていこうとするのか、
古い型の自己を維持したまま、いずれ肉体死を迎えるのか、
あなたはどちらにされますか？

ところで、有機的な個体と、
人工的な個体との違いをご存知ですか？
これぞ「真の自己」と、
「偽の自己」との違いです。

市場からラジオの部品を買ってきて、
それを組み立て、
電気を流す。
するとラジオは
一つの個体として作動し始める。

個体は一つのセルフ（自己）を
持つようになる。どの部品も、
それだけでは
ラジオとして機能できないが、
全ての周辺部品が一緒になると、
ラジオになれる。

でも、そのセルフは、
「外からの人工的な力」によって作られた
機械的な個体でしかない。

有機的な中心が無いから、
いつか必ず時間と共に
死ぬ（崩壊する）運命にある。
まさに自我は、壊れかけのRADIO（笑）

機械的で人工的なものは、
必ず死ぬのです。
ほとんどの方がご存知ないのですが、

有機的な個体は
不死なのです！
だから人型生命体は
不死です。

ただし、有機的な個体が
周辺部品に一体化するなら、
いずれ死にます。

私たちの個体は
先ず、有機的な「光の種子」として
始まります。
その種子が中心となって、
母親の子宮という土壌の中で、
周辺を
集め始めるわけです。

先ず、中心が先にあって、
その後、色々な
周辺部品（家系DNA）を集めていくのです。

そして、今、
ほとんどの人が
有機的な「中心」を完全に忘れてしまっている。
周辺部品によって生き、
これぞ自分の生だと思っている。

この周辺部品にばかり
あなたの意識が
常に乗っかり続け、
周辺に一体化し続けることで、
一種の「偽物の自分」がつくりあげられる。

そして、その偽物はあなたに、
「これが私個人だ」という
感覚を与える。これが自我です。

周辺は、どこまでいっても
ラジオ部品のような
「外の力」の寄せ集めです。
「有機的な中心」がないため、
いつか必ず死ぬ運命にあります。

では周辺とは何？
先ず、あなたの氏名です。
それは生きている有機的なものではない。
なぜなら、あなたは
名前なしで
生まれてきたからです。

氏名は
外側から集めた機械的な
部品でしかなく、
周辺でしかない。
氏名は便利な道具ですが、
あなたの「真の存在」とは何の関係もない。

周辺は他にもあります。
「私は医者」「私は主婦」「私は会社員」と言う。
画家だとか、学生だとか、男だとか、
アレだ、コレだなどと言う。
あるいは、
「家系」について述べたりする。

でも、それらは
有機的なものではないし、
あなたの真実に関しては、
全く何も説明できていない。

こういった周辺のものは全て、
生きる上で、
ただの功利主義的な
「たくらみ」に利用されるのが
オチです。

人は「自分」という個体になる。
ただし、この自分は
偽物の自分であり、
人工的に創り上げられ、
外の力によって
加工された機械のような自分でしかない。

あなた自身の、
生きた本当の自分は、
霧と謎に包まれたまま、
奥深くに封印されたままです。

あなたという
有機的な存在は、人工的には創れない。
これは、
人間が「あなた」を創ったのではない
ということを意味する。

神秘の光を使って
有機的なあなたを創ることができるのは、
「真の中心」だけです。

そして、その創造主である「中心」は、
どこか分からない所、
見えない内奥に隠れている。
それが透明なゼロの意識。
あなたの個体は
そこからやってきた。

だから、
あなたのセルフ（有機的な個体）は、
人間としてのあなたが
創ったわけではないから、
あなたの所有物ではない。

あなたの個体（セルフ）は、
いまもなお、
創造主の手の内にあり、
その意志に添っていくことでしか、
あなたは決して真の自分が何かを
知ることが出来ない。

あなたは今も昔も、
ちゃんと中心に根ざしている。

ただ、それを忘れて、
周辺部品に意識を乗っけてしまうと、
人工的で機械的な「型」に入り、
死への恐怖を感じながら、
やがては死を観ることになる。

それでも、あなたは
真の中心から離れてはいないので、
またしても光の種子として
生まれ直す。

実は、偽の自分（周辺部品）でさえも、
あなたが人工的に創りあげたものだからといって、
あなたの所有物ではない。

そう、自我でさえ、
あなたのものなんかじゃない。
それは脱いで、天に返そう！
いったん
純粋な素っ裸に戻ろう！