私たちの本質は「意識」ですが、それは一体どこにあるのでしょうか？
意識は光。意識は私たちの「身体空間」の全てに、光として行き渡って在ります。

そして私たちは、
この純粋な身体空間、つまりスペースを通じて、
自我の体（第一・第二・第三身体）を簡単に昇華（浄化）させて進化変容させることができます。

昇華できないような「思い込み・刷り込み・洗脳・決めつけ・価値観」などありません。
また近いうちに書こうと思いますが、
世間の多くの人の第二身体（感情体）は苦痛体のまま、年齢が７５歳でも、せいぜい１０歳くらいで成長進化が止まっています。

つまり、感情の昇華（浄化）がまともに進んでいないのです。

ここからが大切な本題ですが・・・・
私たちという存在は「スペース」と「エネルギー」
の両方です。（意識＆意志）

私たちは流動し変化するエネルギーとしての自己に気づくこともできれば、
そのエネルギーが流動するためのスペース空間としての自己にも
気づくことができます。

ただし、スペース空間に気づく人は非常に少なく、
その理由は、スペース空間が最も重要なものだと
知らないからです。

スペース空間よりもエネルギーのほうを重要視し、
エネルギー的に何とかしよう、操作しようと焦ってしまうのです。

ところが、
スペース空間さえあれば、
天の意志に従ってエネルギーは自然に動く！！

それなのに、わざわざ、
個人的に良かれと思う方向へ、エネルギーを早く動かそうと頑張る。
それはエゴの「術」でしかない。

多くの人は、動くもの（エネルギー）にばかりフォーカスするクセや、
早く変化させようとか、
良かれと思う方向へ勝手に動かそうとするクセがあります。

しかも自分が好きな方向、
「良いだろう」「素晴らしいだろう」と考える方向へ
動かして変化させようとしますが、余計にバランスをくずします。

そのような操作の「術」を使わなくても、
あなたの純粋な本質自己であるスペース空間を
ちゃんと「自覚する」ようになれば、あらゆるエネルギーが自ずと調和して働きます。

これが天の錬金術です。
錬金術には魔法の溶鉱炉が最も大事で、
その溶鉱炉（＝実験室）とは、まさに私たちの身体のスペース空間なのです。
（これが先日のブログの底流音です）

この身体空間、スペース空間が無ければ、
あなたのエネルギーは流動できず、変化もできない。

私たちの体内のスペース空間は、くつろいでいる静寂な空間です。全母の子宮！
夜、眠るとき、私たちは
必ずこのスペース空間の中で休みます。

ところが、スペース空間に気づかないで、そこを意識できずにいると、
私たちのエネルギーは緊張し、流動と休息のバランスを失い、
アクション（活躍）や、doing（物事を行なうこと）といったような男性性ばかりに片寄っていくので、ますます自我肥大です。

私たちのエネルギー循環のベストな状態は、
このスペース空間から自ずと神秘的に立ち上がるようになっているのです。
何も無いように思えるスペース空間から、
高次の直観も出てきます。

あなたの内なる身体空間、
このスペースのほうをちゃんと「自覚する」ことで、
スペースは優雅に広がっていきます。

すると、固まっていた自我の思考・不安・期待・理想像なども
浮上しやすくなります。浮上した時には、
ちゃんと気づいてあげて、
スペース空間の中に許可して（受容して）いるだけで、勝手に（本当に勝手に）調和されて昇華していきます。

この内なる身体空間、スペース空間のことを
ゼロポイント・フィールドとも言います。無条件愛の空間であり、深い受容性の空間です。

このスペース空間においては、
苦闘したり、頑張ったり、心配したり、悩んだり、非難したり、賞賛したり、裁いたり、何かを変えようとか、「良かれ❤」と思って改善しようという「術」「操作」の必要が全く無いのです。

ただただ、内なるスペース空間を
ちゃんと自覚するようにしていくだけで、
そのスペースの器（意識の器）が拡大され、自ずと神器（神格）となっていきます。