「あなたが神である」、そう言われると
どこかの教祖みたいにエゴがふんぞり返るかもしれません。

それは「あなたが」
主人公になってしまうからです。

あるいは逆に、
「いえ、とんでもないです。私みたいな者なんか、神とは程遠いです」と、自己卑下するかもしれません。

でも、このどちらも
エゴの発想です。

それでは、「神があなたである」、
そう言われるといかがでしょうか？

もうエゴは存在できなくなります。
神が主人公になるからです。

世の中には、このように
間違えやすい表現があります。

「命」に関しても同じです。
「あなたが命を生きている」のではなく、「命があなたを生きている」のです。

命が「踊り手」であり、
あなたは「舞踊」です。このニュアンスが分かりますでしょうか？

あなたが
人生（宇宙）を生きているのではなく、

人生（宇宙）が
あなたを生きているのです。

この微妙なニュアンスの違いが分かる時、
いきなり覚醒が起こる可能性が大です。

この微妙なニュアンスの相違こそ、
スピリチュアルの集大成だと思うのです。

世間一般の方々の集合意識が
「台風」に向いているせいか、

多くの意識が「今この瞬間」に
グランディングできているようで、

いつものような
ガチャガチャした雑念や想念が薄まっています。

世間一般のエゴが静まり返っているおかげさまで、
今、私はこの上なく心地よく過ごせています。

こんな時こそ、先ほどのような
「繊細なニュアンスの相違」を感じてみるのも一計かと思います。

愛のセンサーに
ますます磨きがかかっていくはずです。

では、今日も短めですが、
また明日・・・。