■新・長期講座の再受講の件

10/23,24の日程分は
今夜中に申し込みフォームを送らせていただきます。

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私たちの頭は
歴代にわたって洗脳され続けてきました。

特に、色々な物事（色々な時空間）が
展開することにおいては、

「一本の直線」という
時間の認識をする人が多いようです。

例えば、物事のスタート地点（A点）が先にあって、
そこから直線時間でのプロセスを経ていき、

その後、ようやくゴール地点（B点）に至る
というような認識です。

それは、陸上競技の
１００ｍ競争みたいな認識です。

そういう直線時間の考え方においては、
スタート地点とゴール地点は「別物」になっています。

でも、「今」という一瞬の中には、
スタート地点（A点）とゴール地点（B点）が

【重ね合わせ】で畳み込まれており
融合していることを知っておいて下さい。

ですから、AとBとは
「別もの」ではありません。

AとBが重ね合わせになっている「今この瞬間」を、
最高の感謝・敬意・祝福で生きていると、

そのリアルな実感により、
スタートの波動はゴールの波動にもなるのです。

つまり、物事のスタート地点が
感謝の波動であれば、

ゴール地点も
感謝の波動になるのです。

ただし、頭での感謝ではなく
リアルなリアルな実感、疑いの余地がない純粋な実感が

「ゴールの種」
「現実創造の種」になります。

もう一つ、私たちの頭にとっての特徴ですが、
物事における「基礎」をバカにするクセがあります。

物事の基礎は低レベルでシンプルであると見なし、
早く複雑な上級や応用に進みたいと考えがちです。

直線時間の認識から
離れられない頭にとっては、

物事の基礎をスタート地点（A地点）と考え、
その基礎をとっとと済ませることで、

やがては上級（ハイレベル）という
ゴール地点に到達できる、そう思いこんでいます。

ここでも
直線時間の縛りがあります。

基礎（Ａ点）を卒業して
ドンドン離れていくことで、

「別もの」である上級へと近づいていくのだ
そういう直線時間の認識をしがちです。

ですが、それは違うのです。

「基礎」を卒業して離れることで、
「別もの」である上級に向かっているわけではなく、

徹底的に基礎をグングン深めていくことが、
上級ハイレベルになるということです。

上級とは何？
（進化とは何？）

基礎の「奥行き」
のことです。

基礎を完了し、別の上級レベルに行くという
そういう直線時間的な考え方をやめましょう。

どこまでいっても
最初のスタート地点の基礎を練っていくこと、

どこまでも基礎を深く追求し、
修練し、精錬し、鍛錬し続けていくことによって、

基礎そのものが
上級へと
「変容」するのです。

つまり、上級という
特別なスゴイものがあるわけではなく、

簡単でシンプルな基礎が「奥行き」を持ったとき、
それを上級と呼ぶのです。

基礎だけが
どこまでも変容進化できるのです。

ところで、皆様は「感謝・敬い・祝福」を
どこで感じておられますか？

まさか「頭で感じている」
ではないですよね？

残念ながら、世間一般の方々の感謝という感覚は
「頭の中」だけで起きています。

あるいは表層の意識だけで
起きています。

感謝というものを、頭の理解の範疇で
何となく「やったつもり」になっているだけであり、

深い実感といいますか、
「奥行き」のある実感がほとんどゼロではないでしょうか。

そして、スピリチュアル系の方に多いのですが、
ハートだけで感謝を感じるクセがついています。

私もハート（中丹田）ばかりを使って
感謝や祝福を感じるクセになっていましたが、

本来、感謝や祝福の実感は
上丹田・中丹田・下丹田の３つのポイントで等しく感じていくものです。

本格的な正当な武道を
経験したことがない人にとっては、

感謝やアイを下丹田で実感するなど、
ほとんどやったことがないと思います。

感謝・敬い・祝福・思いやり・真心
といったような「天の波動」は非常に細やかです。

繊細で微細な波動だからこそ
粗いエゴ波動（アドレナリン波動）の中に溶け込むことができます。

粗い波動の性質を
その内側から完全に変容させることができるのです。

天の波動だけをリアルに実感し続けるという、
この大切な「基礎」を日々実践しながら、さらにさらに深めていきましょう。

もう来週末からは
「新・長期講座（奥戸編の二期生）」が開始されます。

〆切が間近ですので
ご希望の方はお早めに。

次回の更新予定は
１０月１９日（火）です。