水の“みそぎ”

| すぴりちゅあるブログ

かお

( 昨日の続き )

朝、目が覚めたあとはどうするのかといいますと、その意気込みをもって顔を洗い、歯を磨き、またはシャワーを浴びるなどを致します。
これも特別なことではなく、誰もが昔から行なってきました。
何ゆえに顔を洗い、何ゆえにシャワーを浴びるのか?
これもまた理屈を超えたことなのです。

衛生上どうであるとか、こういう得することがあるからとか、利益のようなことばかり考えているのでは長続きしてこなかったことなのです。
利害や損得などの理屈だけで考えるなら、忙しい時には時間のムダでしかないことです。

ですから、顔を洗い、シャワーを浴びる(水を浴びる)などが永続できてきたのは、ただただ理屈抜きで【気持ちがよい】からです。
利害を超え、損得を超えて、とても気持ちがよくなり、その日の意気込みが湧いてくるからです。
寒い冬の朝に、それをものともせず、冷たい水で顔を洗うところに妙味があります。

内面の美しい意気込みを、いよいよますます美化しようという思いで水を浴びるのです。
綺麗の上に、さらにいっそう綺麗にするために、冷たいとか面倒という理屈を超えて実践するのです。
そこに思いもよらない気持ち良さを味わえるからです。
大和民族は、古より、これらの習慣を「みそぎ」または「はらい」と申してきました。
お互いの内部に輝いている美しいものを、いよいよますます美しくしようとする行為が「みそぎ」です。

何かひとつを美しくすることは自己の内部をも美化し、それによって世の中の全てを美化しているのです。
私たちが顔を洗い、シャワーを浴びるのは、ただ自分の身体だけを綺麗にしているのではなく、そして自分の精神が気持ち良く美しくなるだけでなく、世の中の汚れをも美化する所以(ゆえん)だからです。

すなわち、一人が真心をこめて顔を洗うということは、世界中の顔が綺麗になるのです。
世界全体を背負って、世界を美しくするために顔を洗っているのです。
身体、精神を問わず、世界中の汚れや穢れを転じて、その中から真善美を生じさせようとする行為です。
これが大和民族の大昔からの洗顔の精神、水を浴びる精神、滝行の精神です。

それから、洗面器の中の水は、一体どこから来た水であるのかを考えてみますと、実は、大海原の水が蒸気となって天に参上り、そして天から降って根の国という地底にしみ込んで、そこから湧きだした水を必要な分だけ汲みとって洗顔しているわけです。
これすなわち、大海原と大宇宙(大空)の水で顔を洗っていることになります。

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